皇居内にオウム?グーグルマップにナゾ表記

皇居内にオウム?グーグルマップにナゾ表記

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皇居内にオウム?グーグルマップにナゾ表記

< 2015年4月20日 23:36 >


 グーグルが提供する地図サービス「グーグルマップ」に謎の表記が相次いで見つかっている。皇居敷地内に「オウム真理教・皇居支部道場」や「恒心教総本山」との文字が。一体、何が起こっているのか。

 皇居は、天皇・皇后両陛下のお住まい・御所などがある場所で、こうした名前の施設は存在しない。突如起きたグーグルマップの異変は、皇居だけにとどまらなかった。警視庁には「恒心教警視庁サティアン」、広島市の原爆ドームには「恒心教核実験場」と書かれている。ナゾの表記は、富士山や北海道の五稜郭(ごりょうかく)でも見つかった。さらに日本国内だけでなく、北朝鮮には「恒心教平壌支部」、フランスには「恒心教フランス支部」など広がっていた。

 グーグルマップに書かれた「恒心教」とは一体何なのか。

 ITジャーナリスト・三上洋氏「恒心教とはですね、この1、2年インターネット上でいたずらしたり、悪さをするグループとして名前が出てきた。アンチだったり、いたずらだったりをしているのが実際です」

 では、どうやってグーグルマップの表記を変更したのか。

 ITジャーナリスト・三上氏「グーグルが提供しているソーシャル・ネットワーキングサービスを使って、地図に色々な感想を書いたり企業が所在地を登録する機能を悪用した可能性が高いと思います」

 ハッキングのような高度な知識を持たなくても、グーグルの機能を使えば誰にでもできる可能性があるという。ただ専門家は、本来必要な確認作業をグーグル側が怠った可能性もあると指摘する。

 ITジャーナリスト・三上氏「もしかしたらグーグルが本人確認をせずに掲載をしていたか、もしくは犯人側が何らかの形で本人確認をしたかのいずれかだと思います」

 グーグルは日本テレビの取材に対し、「グーグルでは、ユーザーから提供された地図上の表記内容に間違いや、ポリシー違反があった場合、対象を削除する等の対応を行っています」とコメントしている。

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※「注目ワード」はシステムによって自動的に抽出されたものです。

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