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 日本人3人を含む外国人観光客21人と警官1人が死亡したチュニジアの国立バルドー博物館襲撃事件から1カ月。現場に居合わせた観光ガイドと運転手が当時の様子を振り返った。先月30日に再開した博物館には生々しい銃撃の痕が残り、観光客は戻っていない。

 観光バス運転手のタウフィク・エルグールさん(48)は3月18日正午ごろ、駐車場でスペイン人観光客らが博物館見学から戻るのを待っていた。約10メートル離れた場所にいた男が突然銃を構えて目の前にいた観光客3人に銃撃。タウフィクさんは別の観光客6人とともにバスに逃げ込み、座席下に隠れるように指示して、自分は床に伏せた。直後に逃げ込んできた女性が撃たれ、タウフィクさんの上に倒れた。襲撃犯はさらに車体に向けて銃弾を撃ち込んだ。

 その後、襲撃犯は到着したばかりの別のバスに乱射。博物館へ入っていった。5分ほどの出来事だった。