ホールを貸し切った入学式は盛大に行われた。
両親と来ている人達、スーツや正装で来ている人達。
私は1人で参加していたので、なんだかそわそわしていた。
そんな時、
隣に座った女の人が話かけてきた!!
女の人(以下:あいら)「こんにちは。私は、あいらです。ここの入学生なんだけど、地元は東京じゃなくって・・・人多いですよね!」
私「こんにちは、初めまして。私はノアです。私も地元違う所なんですよ!さっきなんか私、人に酔っちゃって少し休憩しました。笑」
あいら「あー、そうなんだ?地元から1人で来てて友達もいなくって。よろしくね。で・・・違ったらごめんね、ノアちゃんてハーフ?」
私「え?ううん、純日本人だよ。笑 私も地元から1人で来たんだ。うん。こちらこそよろしくね。」
と言って私達は式が始まる前に仲良くなって携帯の番号も交換した。
あいらは、とてもおしゃれで、髪はセミロングのふんわりパーマ、それにカチューシャをしていた。
服装も、色使いがキレイでやわらかい雰囲気を持った人だった。
私は、あいらと友達になれると思うと、とても嬉しかった。
私は、幼い時からたまにハーフみたいと言われてきた。
誰だれに似てると言われるよりも、ハーフみたいと言われる方が多く、実際に親に聞いた事もある。笑
もちろん、純日本人だが、小学生から英語を習っていたため、
英語は得意というより、好きだった。
習い事はたくさんさせられたが、英語だけは好きで続けていた。
この大学を選んだのも、語学の授業が充実しているからだった。
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