田舎から出てきた私は、東京の大きさに驚いていた。
満員電車に乗り込み、会場への向かった。
会場に着いたものの、
周りは人・ひと・ヒト・・・
人の多さに私は気分が悪くなった。
休憩室のそばの椅子に腰かけて式を待っている時、
男の人に話しかけられた
男の人「君、新入生?大丈夫?なんか、顔色悪いけど・・・」
私「は・・・はい。ちょっと人に酔ってしまって・・・でも、大丈夫です。ありがとうございます。」
そうすると、「そっか」と言いその男性はどこかへ行ったようだった。
私はその人の顔も見れないほど、本当に気分が悪かったのだ・・・
数分後・・・
男の人「これ飲むと良いよ。大丈夫・・・?名前は?」
その男の人は近くの自販機でお茶を買ってきてくれたのだった・・・
私は、そんな風に優しくされたのは初めてだ・・・
だから、すごく驚いた。
私「あ、ありがとうございます。名前はノアです。すいません。でも、もう会場に行きます。ありがとうございました。」
気分が悪く、全く男性の顔を見ていなかったが、お礼を言った時に見ると・・・
男性の顔はとても端整な顔立ちだった。
それは、横顔からでも確認が出来た。
鼻が高くて目も二重でキレイ。そして何より
モデルの様な背の高さに驚いた。
東京ってこんな素敵な人がいるんだ・・・
地元でも彼氏はいたが、こんな人素敵な人に会うのは初めてだった。
そしてこの人が、今後の私に影響を与えてくれる人になるとは知る由もなかった・・・
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