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伊方原発 安全対策の補正申請書提出
4月14日 18時51分

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、四国電力は審査での指摘を踏まえて修正した安全対策の書類を原子力規制委員会に提出しました。鹿児島県の川内原発と福井県の高浜原発に次いで3例目で、これを受けて、規制委員会は審査に合格したことを示す審査書の作成に入ります。
四国電力が原子力規制委員会に提出したのは、伊方原発3号機の審査での指摘を踏まえ、最大の地震の揺れの想定を570ガルから650ガルに引き上げるなどの修正を行った「補正申請書」と呼ばれる安全対策の書類です。
この中では、重大事故への対応の拠点となる「緊急時対策所」を新しく整備したほか、水素爆発を防ぐための装置を取り付けたり、非常用発電機の燃料タンクを増設したりしたとしています。
「補正申請書」が提出されたのは鹿児島県の川内原発、福井県の高浜原発に次いで3例目で、書類に不備がなければ、規制委員会は審査に合格したことを示す審査書の作成に入ります。ただ、審査書が正式に決定されるまで時間がかかるうえ、その後も地元の同意を得たり、設備や機器の詳しい設計について検査を受けたりする必要があるため、四国電力が目指す伊方原発の再稼働は早くて、ことしの冬になるとみられます。

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