トップページ国際ニュース一覧ナイジェリア誘拐から1年 早期救出を祈る
ニュース詳細

ナイジェリア誘拐から1年 早期救出を祈る
4月15日 6時06分

ナイジェリア誘拐から1年 早期救出を祈る
k10010048791_201504150654_201504150702.mp4
ナイジェリアで200人以上の女子生徒がイスラム過激派組織に誘拐された事件から1年となった14日、地元では、市民たちが、少女たちの早期救出を願ってろうそくを手に祈りをささげました。
この事件は、ナイジェリア北東部を拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が去年4月、地元の学校を襲って200人以上の女子生徒を誘拐したもので、「ボコ・ハラム」は一切、女子生徒の解放に応じず、生徒たちの行方はいまも分からないままです。
事件から1年となった14日、首都アブジャでは夕方から100人以上の市民が中心部の広場に集まって、手に持ったろうそくに火を灯し少女たちの早期救出を願い祈りをささげました。
また、ボコ・ハラムは誘拐事件のあともテロや襲撃を続け、多数の住民を殺害しており、集まった市民たちは相次ぐテロの犠牲者を悼むとともに「ナイジェリアに早く平和が訪れて欲しい」と訴えていました。
誘拐された少女たちの行方については、隣国のカメルーンなどに連れて行かれたというほか、過激派組織が支配している集落で拘束されているなどというさまざまな情報が流れていますが、いずれも確認されていません。
ナイジェリアでは先月、実施された大統領選で元軍事政権指導者のブハリ氏が初当選を果たし、多くの市民が新政権に対し、テロ対策を最優先に治安を回復することを期待しています。

関連ニュース

k10010048791000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ