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日韓5年ぶりの安保対話 今後に注目4月15日 2時49分
日韓両政府は、14日およそ5年ぶりとなる外務・防衛当局の高官による安全保障対話をソウルで行い、今後、冷え込んでいる日韓関係に前向きな動きがさらにみられるのか注目されます。
ソウルで行われた14日の協議には、日本から、外務省の伊原アジア大洋州局長らが韓国からは外務省のイ・サンドク(李相徳)北東アジア局長らがそれぞれ出席しました。
協議では、日本側が、今月下旬に取りまとめる予定の日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しの状況や、安全保障法制の整備に向けた動きなどについて説明しました。
韓国政府の当局者によりますと、韓国側はこうした動きが透明性を確保しながら行われるべきだという考えを改めて伝えたということです。
一方、韓国政府は14日、パク・クネ(朴槿恵)大統領の名誉を傷つけたとして名誉毀損の罪で起訴され、裁判が進められている産経新聞の前支局長の出国を禁止する措置を解除しました。
協議の後、伊原局長は記者団に対し、日本の防衛政策について韓国側に丁寧に説明したと述べたうえで「出国禁止が解かれたことはよかった。
あらゆることを契機に日韓関係がさらによくなることを希望している」と述べました。
安全保障対話がおよそ5年ぶりに行われたのと同時に前支局長の出国禁止が解除されたことで今後、冷え込んでいる日韓関係に前向きな動きがみられるのか注目されます。
協議では、日本側が、今月下旬に取りまとめる予定の日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しの状況や、安全保障法制の整備に向けた動きなどについて説明しました。
韓国政府の当局者によりますと、韓国側はこうした動きが透明性を確保しながら行われるべきだという考えを改めて伝えたということです。
一方、韓国政府は14日、パク・クネ(朴槿恵)大統領の名誉を傷つけたとして名誉毀損の罪で起訴され、裁判が進められている産経新聞の前支局長の出国を禁止する措置を解除しました。
協議の後、伊原局長は記者団に対し、日本の防衛政策について韓国側に丁寧に説明したと述べたうえで「出国禁止が解かれたことはよかった。
あらゆることを契機に日韓関係がさらによくなることを希望している」と述べました。
安全保障対話がおよそ5年ぶりに行われたのと同時に前支局長の出国禁止が解除されたことで今後、冷え込んでいる日韓関係に前向きな動きがみられるのか注目されます。