蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】レイ 40代開幕3戦3勝 90年マサカリ兆治以来2015年4月18日 紙面から ◇楽天7−2日本ハム
投打がかみ合った楽天が、快勝で勝率を5割に戻した。2回に後藤の2点二塁打などで3点を先制。その後も4盗塁などを絡め小刻みに加点した。レイは6イニング無失点で開幕3連勝。日本ハムの斎藤は4回1死までを4失点で今季初黒星。 鉄腕だ。日本球界に2年ぶり復帰のレイが、無傷の3連勝。斎藤を早々とKOした攻撃陣の援護を受けた40歳の右腕は、悠々と6イニングを無失点。1990年の村田兆治(ロッテ)以来となる40代の開幕3戦3勝を飾り、楽天を再び勝率5割に押し上げた。 ツーシーム、変化球を丁寧に投げ分け、ハム打線を手玉に取った。「(40歳の)デメリットなんて一切ないよ。逆に、多くの修羅場を乗り越えてきたことはアドバンテージ。いうなれば、“おじいちゃんの知恵”だね」。助っ人右腕は、そう相好を崩した。 昨年の秋季キャンプでテストを受け、古巣復帰。驚くべきは、まだ進化を止めていないことだ。米国、韓国、台湾、メキシコなどを渡り歩いた苦労人。06年にはブレーブスで69試合に登板したものの、メジャー経験は2シーズンだけだった。しかし、本場では得ることのできない経験を積んできた。 「3年ぐらい前からは毎年、もう引退かなって考えている。でも、今ここにいることができているのは、日ごろのハードワークのおかげだね。25歳のころに今のトレーニングをしていたら、もっといい成績を残せていたかもしれない」 「マサカリ投法」の伝説のレジェンドに並ぶ開幕3戦3勝。ハーラートップタイの快進撃にも「ここで止まる気はない」と語気を強め、続けて「あと2、3年はできる体を維持しているからね」と目元を緩めた。“不惑の渡り鳥”が、東北で大輪の花を咲かせようとしている。 (井上学) PR情報
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