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【プロ野球】

小川 7回1死まで完全 ヤクルト単独首位

2015年4月18日 紙面から

◇ヤクルト3−1DeNA

ヤクルト−DeNA 8イニング1/31失点で2勝目を挙げたヤクルト先発・小川=神宮球場で(北田美和子撮影)

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 ヤクルトが3季ぶりの単独首位。6回に雄平のソロや小川、山田の連続適時打で計3点を奪って逃げ切った。小川は8イニング1/3を1失点。完投こそ逃したが、7回1死まで1人の走者も許さなかった。DeNAは4連敗で勝率5割に戻った。

 プロ野球21年ぶりの完全試合も、完封も完投も逃した。それでも結果は文句なしだ。小川が9回途中まで投げ1失点で2勝目。7回1死まで完全投球で、9回に奪われた1点は失策によるものだった。お立ち台では「最高です!!」。エースが喜びを爆発させた。

 最速147キロの直球と多彩な変化球を低めに集め、DeNA打戦つけ入る隙を与えなかった。意識していたという完全試合は、7回1死で白崎に右前打を浴びて消えた。「浮いた直球を打たれた。もう少し低めの意識があれば違った結果になったかも」と悔やんだ93球目だった。1−0の6回には「空振り三振ばっかりだったので、何とかバットに当てようとイメージした」という中前適時打を放ち、バットで自身を援護した。

 チームは連勝で12年5月7日以来の単独首位に立った。チーム防御率1・47とリーグトップを走る投手陣を引っ張るエースは「チームが優勝することが大前提。ケガせず、フル回転したい。投手が引っ張っていけるように頑張ります」と宣言。頼れる男がヤクルトをさらに上昇させる。

  (洪経人)

 

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