中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

石川 7イニングゼロ封 今季初星

2015年4月19日 紙面から

ヤクルト−DeNA 今季初勝利を挙げ、試合後にファンとタッチする石川=神宮球場で(北田美和子撮影)

写真

◇ヤクルト4−0DeNA

 ヤクルトは3連勝で貯金を今季最多の4に伸ばした。先発の石川は7安打を浴びながらも7イニング無失点で今季初勝利。打線は0−0の6回に雄平の2点二塁打、畠山の3号2ランで計4点を奪った。DeNAは5連敗で勝率5割を割った。

 ヤクルト先発陣の快進撃が止まらない。ここまで白星の付いてなかった石川が7イニングを無失点に抑え、4戦目で今季初勝利。「昨日のライアン(=小川)とか、投手陣がみんないい投球を続けているので、乗り遅れないようにという気持ちだった。今季初の神宮で白星がついてうれしい」と満面の笑みだ。

 最大のピンチは5回。2死一、三塁で梶谷を四球で歩かせ、満塁で4番・筒香を迎えた。4日は敵地・横浜で2ランを浴びたが、ここは遊ゴロでピシャリ。「2人で1つアウトを取ればという気持ち。甘く行って長打が一番怖いので、梶谷にはボール球を振ってくれれば、くらいのつもりで」と冷静だった。ヤクルトはここまでの18試合、先発した全員が5イニング以上投げて1試合3失点以下に抑えている。チーム防御率1・39は12球団断トツ。12球団ビリの4・62だった昨年とは全く別のチームのようだ。石川は「特別集めて話をしたりはしてないが、去年、おととしと、投手陣が悪いと散々言われ続けて、みんながオフ、キャンプと取り組んだ結果がいい方に出ていると思う」という。

 先発陣で白星がないのは19日先発の杉浦だけ。零封リレーといういい形で、石川がバトンを渡した。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ