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「特定機能病院」承認を取り消すか論議4月14日 22時56分
患者が死亡する医療事故が起きた東京女子医科大学病院と群馬大学医学部附属病院について、高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認を取り消す必要があるかどうか検討する、厚生労働省の分科会の5回目の会合が開かれました。
東京・新宿区にある東京女子医科大学病院と、前橋市にある群馬大学医学部附属病院の2つの病院では、患者が死亡する医療事故が起きたことなどから、厚生労働省は高度な医療を提供する「特定機能病院」としての承認の取り消しが必要かどうか専門家で作る分科会で検討しています。
14日は5回目となる会合が非公開で行われ、厚生労働省の説明によりますと、病院の安全管理態勢を中心に意見が交わされたということです。
この中では、事案の重大性から承認を取り消すべきだとか、取り消すかどうかにかかわらず病院に対して改善点を提示することが必要だといった意見が出されたということです。
分科会では、病院側が提出した再発防止策が確実に実行されるかどうか検討するなどして、取り消しが必要かどうか結論をまとめたいとしています。
14日は5回目となる会合が非公開で行われ、厚生労働省の説明によりますと、病院の安全管理態勢を中心に意見が交わされたということです。
この中では、事案の重大性から承認を取り消すべきだとか、取り消すかどうかにかかわらず病院に対して改善点を提示することが必要だといった意見が出されたということです。
分科会では、病院側が提出した再発防止策が確実に実行されるかどうか検討するなどして、取り消しが必要かどうか結論をまとめたいとしています。