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生体肝移植 病院「ミスと考えていない」4月14日 12時07分
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神戸市にある病院で、肝臓の移植手術を受けた患者7人のうち4人がいずれも手術後1か月以内に死亡し、専門医の団体が病院と合同で調査を始めましたが、病院側は、医療ミスがあったとは考えていないとして今月も新たに1例の手術を行ったことを明らかにしました。
神戸市の「神戸国際フロンティアメディカルセンター」では、ことし3月までのおよそ4か月間に「生体肝移植」と呼ばれる肝臓の移植手術を受けた患者7人のうち4人がいずれも手術後1か月以内に死亡し、肝臓移植の専門医でつくる日本肝移植研究会が病院と合同で調査を始めました。
これについて病院の菊地耕三副院長は14日、取材に応じ、研究会の専門医も立ち会って執刀した医師から状況を聞き取ったとしたうえで「うわさが広まったのでこちらから研究会に検討をお願いした。医療ミスや事故などがあったとは考えていない」と話し、今月も新たに1例の手術を行ったことを明らかにしました。
「生体肝移植」は、重い肝臓病の患者に家族らの肝臓の一部を移植するもので、肝臓移植の専門家は「死亡率が非常に高く手術をいったん中止して原因を調査すべきだ」と話しています。
「神戸国際フロンティアメディカルセンター」は、神戸市の医療産業都市構想の一環として去年11月に設立され、来日した外国人患者の治療が目的の一つで、死亡した4人のうち2人はインドネシア人でした。
これについて病院の菊地耕三副院長は14日、取材に応じ、研究会の専門医も立ち会って執刀した医師から状況を聞き取ったとしたうえで「うわさが広まったのでこちらから研究会に検討をお願いした。医療ミスや事故などがあったとは考えていない」と話し、今月も新たに1例の手術を行ったことを明らかにしました。
「生体肝移植」は、重い肝臓病の患者に家族らの肝臓の一部を移植するもので、肝臓移植の専門家は「死亡率が非常に高く手術をいったん中止して原因を調査すべきだ」と話しています。
「神戸国際フロンティアメディカルセンター」は、神戸市の医療産業都市構想の一環として去年11月に設立され、来日した外国人患者の治療が目的の一つで、死亡した4人のうち2人はインドネシア人でした。