どうもこんにちは、SIMロック解除はキャリアへの影響は限定的なのではと思っている、ブログ住民のあんこぱん(@ankopan01)です。
2015年5月から始まるキャリアのSIMロック解除ですが、ご存じの方も多いと思いますが、NTTドコモから発売されたスマートフォンは、SIMロック解除しなくてもNTTドコモ系MVNOで利用できます。
筆者も以前、「GALAXY Note SC-05D」と「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」を「IIJmio」のSIMで運用していました。いずれもNTTドコモのSIMロックされたスマートフォンです。
そこで今回は、SIMロック解除しなくて大丈夫!と題しまして、NTTドコモ系MVNOで利用できる白ロムスマートフォン2強をご紹介します。
1.NTTドコモ系MVNO
1.1 MVNOとは
Mobile Virtual Network Operatorの略称で、仮想移動体通信事業者と訳されている通信設備を持たない事業者が通信設備を一部借り入れてサービスを提供する方式を取るものを指す。
1.2 NTTドコモ系のオススメMVNO
2015年5月からのSIMロック解除に向けて、数多くのMVNOが登場しています。その中で筆者がオススメするMVNOがOCNモバイルONEです。
OCNモバイルONE
NTTグループのOCNが運営するMVNOです。筆者がメインで利用しているMVNOです。
PR:月額972円(税込)からLTE高速通信が使える「OCN モバイル ONE」
ネームバリュー、技術力、MVNOシェア、通信速度など、いずれにおいてもナンバー1と言っても過言ではないでしょう。次のページにもあるとおり、通信速度は他のMVNOと比較しても別格です!
2.NTTドコモ系MVNOで利用できる白ロムスマートフォン2強!
前回の記事「EXPANSYSがASUS ZenFone2 ZE551MLの販売を開始!販売価格は35,590円」でもご紹介したSony Xperia Z3 Compact SO-02Gが一押しです。
2.1 Sony Xperia Z3 Compact SO-02G
2月から3月にかけて、NTTドコモが新生活応援キャンペーンで格安に販売した「Sony Xperia Z3 Compact SO-02G」がオススメスマートフォンの1つです。
Sony Xperia Z3 Compact SO-02G
OS:Android 4.4
画面:4.6インチ 1280×720
CPU:Qualcomm Snapdragon 801 QuadCore 2.5GHz
RAM:2GB
ROM:16GB
カメラ:2070万画素(背面)
W-CDMA:800/850/2100MHz
LTE:800/1500/1800/2100MHz
バッテリー:2600mAh
その他:防水防塵、VoLTE 対応、ハイレゾ対応
Xperiaシリーズのテザリングロックの解除方法が確立したことから、一時期白ロム価格が跳ね上がりましたが、現在はまた低価格で推移しています。
2070万画素のメインカメラに、防水防塵、VoLTE 対応、ハイレゾ対応で、間違いなくハイスペックモデルに位置付けられるスマートフォンです。
2.2 Apple iPhone 5s
今だに人気機種のNTTドコモ版「Apple iPhone 5s」です。
アップル docomo iPhone 5s 16GB ゴールド ME334J/A 白ロム Apple
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- メディア: エレクトロニクス
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Apple iPhone 5s
OS:iOS
画面:4インチ 1136×640
CPU:Apple A7 DualCore 1.3GHz
RAM:1GB
ROM:16GB、32GB、64GB
カメラ:800万画素(背面)
W-CDMA:800(B6)/2100MHz ※NTTドコモ
LTE:800(B19)/1800/2100MHz ※NTTドコモ
バッテリー:1570mAh
SIMフリーでなくても、NTTドコモ系MVNOで利用できるのでとても人気があります。
また、FOMAプラスエリア(B6)、プラチナバンドLTE(B19)にも対応しているので、利用エリアも問題ありません。
以前はテザリングが利用できない問題がありましたが、iOSのアップデートによりMVNO各社が提供するプロファイルを導入することでテザリングができるようになりました。1世代前のiPhoneですが、ハイスペックモデルに位置付けられるスマートフォンです。
選択肢としてiPhone6も候補になりますが、高価格で推移しているので、コストパフォーマンスの観点からあまりオススメできません。
3.まとめ
今回はNTTドコモ系MVNOで利用できる白ロムスマートフォン2強をご紹介しましたが、この他に残債の無いNTTドコモ版スマートフォンであればNTTドコモ系MVNOで利用することができます。
注意事項としては、基本的にAndroidスマートフォンは、MVNOではテザリングが利用できません。iPhoneですとMVNO各社が提供しているプロファイルを導入することでテザリングができます。
個人的には、白ロムスマートフォンは、スマートフォンを単体として利用するユーザー向けになると思います。
通話の利用、LINEやGoogleハングアウトなどのメッセンジャーの利用、キュレーションアプリの利用など、情報閲覧などの用途では問題なく利用できます。
タブレットやPCなどを接続するテザリングを多く利用する場合は、LTE対応の格安SIMフリースマートフォンの「ZTE Blade Vec 4G」や「TJC StarQ Q5002」などを選択した方がいいと思います。
2015年5月から始まるキャリアのSIMロック解除ですが、NTTドコモでは、既にSIMロック解除しなくても白ロムスマートフォンが利用できるので、キャリアへの影響は限定的なのではと思います。