ニュース詳細
            北陸新幹線開業1か月 沿線にぎわう4月14日 16時29分
    k10010048051_201504141722_201504141727.mp4
    北陸新幹線が開業してから14日で1か月です。JR金沢駅は観光客などでにぎわい、石川県内の観光地も記録的な人出となっています。
北陸新幹線の開業から1か月となる14日もJR金沢駅の新幹線ホームは平日にもかかわらず大きな荷物を持った人たちで混雑しました。
JR西日本によりますと、開業から先月末までのおよそ2週間の上越妙高と糸魚川の区間の乗客はおよそ49万人で、好調な滑り出しだということです。石川県内の観光地も記録的な人出となっていて、日本三名園の1つ、金沢市の兼六園の入園者は3月としては22年ぶりに20万人を超えて20万681人となり、桜の開花に合わせて今月4日から12日まで行われた無料開放には過去最多の去年に次ぐおよそ38万8400人が訪れました。
また、JR金沢駅に隣接する土産物店や飲食店など80店舗が入る商業施設を訪れた人は、13日までの1か月間に86万人余りで、開業前と比べると1.6倍に増えています。
商業施設の運営会社の中村裕総務部長は「お客さんがここまで増えるとは思っていなかった。また石川県に来たいと思ってもらえるように工夫していきたい」と話していました。
    JR西日本によりますと、開業から先月末までのおよそ2週間の上越妙高と糸魚川の区間の乗客はおよそ49万人で、好調な滑り出しだということです。石川県内の観光地も記録的な人出となっていて、日本三名園の1つ、金沢市の兼六園の入園者は3月としては22年ぶりに20万人を超えて20万681人となり、桜の開花に合わせて今月4日から12日まで行われた無料開放には過去最多の去年に次ぐおよそ38万8400人が訪れました。
また、JR金沢駅に隣接する土産物店や飲食店など80店舗が入る商業施設を訪れた人は、13日までの1か月間に86万人余りで、開業前と比べると1.6倍に増えています。
商業施設の運営会社の中村裕総務部長は「お客さんがここまで増えるとは思っていなかった。また石川県に来たいと思ってもらえるように工夫していきたい」と話していました。
軽井沢 北陸からの観光客大幅増
長野県のリゾート地・軽井沢では、北陸からの観光客が大幅に増えていて、地元の観光業界では今後に期待を寄せています。
北陸新幹線の開業で軽井沢と金沢の間はこれまで新幹線と在来線を乗り継いで4時間近くかかっていたのが2時間ほどに短縮されました。さらに、地元の観光業界では北陸からの観光客を呼び込もうとさまざまなキャンペーンを行っています。軽井沢駅前にあるホテルでは去年10月、金沢市に営業拠点を構えたほか、隣接するアウトレットモールで使える5000円分の商品券のついた宿泊プランを企画しました。その結果、北陸3県からの団体予約は今月1日以降だけで29件、1800人余りに上り、すでに昨年度1年間の9件、およそ260人を大きく上回っているということです。さらに、北陸から結婚式場選びに訪れるカップルの宿泊費を負担するプランや結婚式が成約した場合往復の交通費相当分をキャッシュバックするプランを設けたところ、下見に訪れたカップルは前の年の5倍に上っているということです。
ホテルの船山昭博宿泊支配人は「新幹線の開業で北陸と軽井沢が近くなり、北陸からの注目度がかなり高まっていると感じる。引き続き軽井沢の魅力を発信していきたい」と話していました。
    北陸新幹線の開業で軽井沢と金沢の間はこれまで新幹線と在来線を乗り継いで4時間近くかかっていたのが2時間ほどに短縮されました。さらに、地元の観光業界では北陸からの観光客を呼び込もうとさまざまなキャンペーンを行っています。軽井沢駅前にあるホテルでは去年10月、金沢市に営業拠点を構えたほか、隣接するアウトレットモールで使える5000円分の商品券のついた宿泊プランを企画しました。その結果、北陸3県からの団体予約は今月1日以降だけで29件、1800人余りに上り、すでに昨年度1年間の9件、およそ260人を大きく上回っているということです。さらに、北陸から結婚式場選びに訪れるカップルの宿泊費を負担するプランや結婚式が成約した場合往復の交通費相当分をキャッシュバックするプランを設けたところ、下見に訪れたカップルは前の年の5倍に上っているということです。
ホテルの船山昭博宿泊支配人は「新幹線の開業で北陸と軽井沢が近くなり、北陸からの注目度がかなり高まっていると感じる。引き続き軽井沢の魅力を発信していきたい」と話していました。