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甘利大臣 TPPでアメリカ側をけん制4月14日 13時36分
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甘利経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、15日に再開されるTPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る日米2国間協議について、今月下旬の日米首脳会談を前に協議を決着させようと日本側が一方的に譲歩することはないという考えを示し、アメリカ側をけん制しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、日米両政府は安倍総理大臣とオバマ大統領による日米首脳会談が今月28日に行われるのを前に、15日から東京で事務レベル協議を再開します。
これについて、甘利経済担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「日米間の主張の幅が狭まることが大事で、それができなければ閣僚級協議を開くことはできない」と述べました。そのうえで、甘利大臣は「『日本側が首脳会談がタイムリミットだと考えてベタ折れする』というふうにアメリカ側が考えているとすれば大間違いだ」と述べ、日米首脳会談を前に協議を決着させようと日本側が一方的に譲歩することはないという考えを示し、アメリカ側をけん制しました。
一方で、甘利大臣は次回の交渉参加12か国の閣僚級協議で大筋合意を図るためにも、今回の事務レベル協議のあとに閣僚級協議を開き、日米間の意見の隔たりを埋めたいという認識を示しました。
これについて、甘利経済担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「日米間の主張の幅が狭まることが大事で、それができなければ閣僚級協議を開くことはできない」と述べました。そのうえで、甘利大臣は「『日本側が首脳会談がタイムリミットだと考えてベタ折れする』というふうにアメリカ側が考えているとすれば大間違いだ」と述べ、日米首脳会談を前に協議を決着させようと日本側が一方的に譲歩することはないという考えを示し、アメリカ側をけん制しました。
一方で、甘利大臣は次回の交渉参加12か国の閣僚級協議で大筋合意を図るためにも、今回の事務レベル協議のあとに閣僚級協議を開き、日米間の意見の隔たりを埋めたいという認識を示しました。