トップページ国際ニュース一覧米で放送機器展 NHKの8K番組も上映
ニュース詳細

米で放送機器展 NHKの8K番組も上映
4月14日 13時46分

米で放送機器展 NHKの8K番組も上映
k10010047911_201504141514_201504141527.mp4
アメリカのラスベガスで13日、世界最大の放送機器の展示会が開幕し、NHKが開発した8Kスーパーハイビジョンで撮影した、原発事故の被災者がふるさとの桜に思いを寄せるドキュメンタリー番組が上映されました。
今回の展示会には世界各国の放送局や関連メーカーなど1700社余りが参加し、価格の値下がりが続く空撮用の無人飛行機ドローンや高精細な画像を映し出す4Kや8Kに対応したカメラやディスプレイなど最新の放送機器が展示されました。
さらに会場では、NHKが開発した8Kスーパーハイビジョンによる映像が350インチの大画面で公開され、原発事故で避難を余儀なくされている福島県富岡町の人々がふるさとの桜に寄せる思いを描いたドキュメンタリー番組が上映されました。現在のハイビジョンの16倍の情報量を持つ高精細な映像によって、立ち入りが制限された町で満開の桜並木や放射性物質の除染作業が続く現状が臨場感あふれる画面に再現され、来場者の一人は「色彩がとても綺麗で、今までに見た映像の中で最もすばらしいものでした。スーパーハイビジョンは絵画など美術品の撮影をはじめさまざまな用途が考えられ、将来性がとても大きいと感じました」と話していました。

関連ニュース

k10010047911000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ