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            米地下鉄で日本の新型車両が営業運転へ4月14日 7時10分
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    アメリカの首都ワシントンの地下鉄で、日本のメーカーが製造した新型車両の運転が始まるのを前に試乗会が行われ、関係者が乗り心地を確かめました。
ワシントンの地下鉄で運転が始まるのは、日本の川崎重工業が中西部のネブラスカ州にある工場で製造した7000系と呼ばれる新型の車両です。
新型車両は、14日朝からブルーラインと呼ばれる路線で運転が始まる予定で、これを前に13日、試乗会が行われ、関係者がおよそ30分間乗り心地を確かめました。
新型車両はワシントンの地下鉄としては初めて車体にステンレスを使って強度を高めているほか、設計を工夫して乗車できる定員を増やし、停車駅を表示する液晶画面も設置しました。
地下鉄を運営するワシントン首都圏交通局は、古くなった車両の入れ替えや新しい路線の開通で新型車両の導入を決め、川崎重工業が日本のメーカーとして初めて受注に成功しました。
交通局はすでに528両を川崎重工業に発注し、今後、2018年までに最大で748両の調達を検討していて、ワシントンの地下を走る車両の半分以上が日本メーカー製になる見通しです。
川崎重工業の岩崎宏治執行役員は「ワシントンで15か月間、安全面に問題がないかテストを重ねようやく営業運転となりほっとしています。これをきっかけにアメリカでの受注を増やしていきたいです」と話していました。
    新型車両は、14日朝からブルーラインと呼ばれる路線で運転が始まる予定で、これを前に13日、試乗会が行われ、関係者がおよそ30分間乗り心地を確かめました。
新型車両はワシントンの地下鉄としては初めて車体にステンレスを使って強度を高めているほか、設計を工夫して乗車できる定員を増やし、停車駅を表示する液晶画面も設置しました。
地下鉄を運営するワシントン首都圏交通局は、古くなった車両の入れ替えや新しい路線の開通で新型車両の導入を決め、川崎重工業が日本のメーカーとして初めて受注に成功しました。
交通局はすでに528両を川崎重工業に発注し、今後、2018年までに最大で748両の調達を検討していて、ワシントンの地下を走る車両の半分以上が日本メーカー製になる見通しです。
川崎重工業の岩崎宏治執行役員は「ワシントンで15か月間、安全面に問題がないかテストを重ねようやく営業運転となりほっとしています。これをきっかけにアメリカでの受注を増やしていきたいです」と話していました。