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中間貯蔵施設 輸送ルートでの放射線量チェック強化を4月13日 18時34分
福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設が建設される予定の福島県双葉町と大熊町の住民などが施設への搬入や運搬についてチェックする委員会の初めての会合が開かれ、土などの輸送ルートでの放射線量のチェックを強化すべきだという意見が出されました。
福島県内の除染で出た土などの中間貯蔵施設の敷地内への搬入は先月13日に試験的に大熊町から始まり、これまでに双葉町と田村市からも行われました。
13日は、施設の建設が予定されている双葉町と大熊町の住民や、それに福島県などの担当者などが参加する中間貯蔵施設の運用や輸送の安全を監視する「環境安全委員会」の初めての会合が郡山市で開かれました。
会合では、環境省の担当者から、除染で出た土などを載せたトラックが通過した地点の放射線量を測定した結果、通過の前と後で変化は見られなかったことが報告されました。
これに対し、出席した委員からは、輸送ルートの住民の不安は依然としてあり、ルート上に放射線量を測定するモニタリングポストを増設し、チェックを強化すべきだといった意見などが出されていました。
委員長を務める福島大学の河津賢澄特任教授は、「施設の運用や輸送時の安全確保のため、委員会できちんとチェックすると同時に環境省には住民の声をしっかり受け止めてもらいたい」と話していました。
13日は、施設の建設が予定されている双葉町と大熊町の住民や、それに福島県などの担当者などが参加する中間貯蔵施設の運用や輸送の安全を監視する「環境安全委員会」の初めての会合が郡山市で開かれました。
会合では、環境省の担当者から、除染で出た土などを載せたトラックが通過した地点の放射線量を測定した結果、通過の前と後で変化は見られなかったことが報告されました。
これに対し、出席した委員からは、輸送ルートの住民の不安は依然としてあり、ルート上に放射線量を測定するモニタリングポストを増設し、チェックを強化すべきだといった意見などが出されていました。
委員長を務める福島大学の河津賢澄特任教授は、「施設の運用や輸送時の安全確保のため、委員会できちんとチェックすると同時に環境省には住民の声をしっかり受け止めてもらいたい」と話していました。