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日銀 3地域で景気判断を上方修正4月13日 15時34分
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日銀は、13日発表した最新の「地域経済報告」で、企業の生産に持ち直しの動きがみられることなどから、全国9つの地域のうち、東海、北陸、近畿の3地域で景気の判断を上向きに修正しました。
日銀は、3か月ごとに支店長会議を開き、全国9つの地域の景気の現状をまとめて「地域経済報告」としてまとめています。
13日発表された最新の報告によりますと、「企業の生産」は、輸出の持ち直しなどを背景に全国9つの地域のうち、東北、関東甲信越、東海、近畿、九州・沖縄の5つの地域で判断を上方修正しました。
また、「雇用」は、北陸、東海、近畿の3つの地域で判断を上方修正しました。一方、「個人消費」は、9地域すべてで前回の判断を据え置いたほか、「公共投資」は、東北、近畿、九州・沖縄の3地域で下方修正しました。
これらを踏まえて日銀は、全体の景気判断について、3地域で景気の判断を上向きに修正し、このうち東海は、「着実に回復を続けている」、北陸と近畿は、「回復している」としました。一部の地域で景気判断を引き上げるのは1年ぶりで、残る6地域では判断を据え置きました。
このほか今回の報告では、円安傾向の定着や海外での人件費などの上昇を受けて、徐々にではあるものの電機や自動車関連で国内に生産を回帰させたり、国内生産を拡充させたりする動きが出ていると指摘しています。
13日発表された最新の報告によりますと、「企業の生産」は、輸出の持ち直しなどを背景に全国9つの地域のうち、東北、関東甲信越、東海、近畿、九州・沖縄の5つの地域で判断を上方修正しました。
また、「雇用」は、北陸、東海、近畿の3つの地域で判断を上方修正しました。一方、「個人消費」は、9地域すべてで前回の判断を据え置いたほか、「公共投資」は、東北、近畿、九州・沖縄の3地域で下方修正しました。
これらを踏まえて日銀は、全体の景気判断について、3地域で景気の判断を上向きに修正し、このうち東海は、「着実に回復を続けている」、北陸と近畿は、「回復している」としました。一部の地域で景気判断を引き上げるのは1年ぶりで、残る6地域では判断を据え置きました。
このほか今回の報告では、円安傾向の定着や海外での人件費などの上昇を受けて、徐々にではあるものの電機や自動車関連で国内に生産を回帰させたり、国内生産を拡充させたりする動きが出ていると指摘しています。