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日銀総裁 大規模金融緩和策続ける考え
4月13日 11時02分

日銀総裁 大規模金融緩和策続ける考え
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日銀の黒田総裁は全国の支店長を集めた会議で、「景気はこの先も緩やかな回復基調を続けていくとみられる」としたうえで、2%の物価目標の実現に向けて大規模な金融緩和策を続ける考えを改めて強調しました。
日銀は13日に全国32の支店の支店長を集めた会議を開き、会議の冒頭で黒田総裁は、国内の景気について「緩やかな回復基調を続けていくとみられる」と述べました。
また、物価の見通しについては、消費増税の影響を除いた消費者物価の上昇率は、エネルギー価格の下落を反映して、当面0%程度で推移するという見通しを示しました。
物価は、日銀が13日発表した先月の金融政策決定会合の議事要旨でも、複数の委員が「小幅なマイナスになる可能性がある」と指摘するなど、日銀が目標とする2%からは遠ざかっています。
これについて黒田総裁は、2%の物価目標の実現に向けて大規模な金融緩和策を続ける考えを改めて強調するとともに、「経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し必要な調整を行う」と述べて、経済や物価の情勢によっては、デフレ脱却に向けて追加の金融緩和を行う用意があるという従来の立場を繰り返しました。

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