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水資源活用で協力 日中韓が共同宣言4月13日 22時06分
日本、中国、韓国の3か国は、水問題を担当する閣僚級による3年ぶりの会合を韓国で開催し、洪水などの災害の防止や水資源の有効な活用のために政策など情報を共有し、発展途上国にも広めていくことなどで合意して、共同宣言を発表しました。
3年ぶりとなる日中韓3か国の水問題担当の閣僚級会合は13日、韓国南部キョンジュ(慶州)で開かれ、太田国土交通大臣のほか、中国の矯勇水利省次官と韓国のユ・イルホ(柳一鎬)国土交通相が出席しました。
会合では、各国が重点的に取り組んでいる政策について、日本が、雨や地下水の利用などを通して水を効率的に循環させるための取り組みを紹介したほか、中国は、国が企業などの水の総使用量を管理する取り組みを、韓国は、水を管理するため情報通信技術を活用する政策を紹介しました。
そのうえで3か国は、大雨や洪水などによる災害の防止や水資源の有効な活用のために、各国の政策や成果を共有するとともに、発展途上国にも広め、世界全体の水問題の解決に協力して貢献することなどで合意し、太田大臣らが共同宣言に署名しました。
このあと太田大臣は、韓国のユ国土交通相と2か国の会合も行い、水分野に限らず都市の開発や老朽化対策などについても意見を交換し、さらに協力を進めていくことで一致しました。
会合では、各国が重点的に取り組んでいる政策について、日本が、雨や地下水の利用などを通して水を効率的に循環させるための取り組みを紹介したほか、中国は、国が企業などの水の総使用量を管理する取り組みを、韓国は、水を管理するため情報通信技術を活用する政策を紹介しました。
そのうえで3か国は、大雨や洪水などによる災害の防止や水資源の有効な活用のために、各国の政策や成果を共有するとともに、発展途上国にも広め、世界全体の水問題の解決に協力して貢献することなどで合意し、太田大臣らが共同宣言に署名しました。
このあと太田大臣は、韓国のユ国土交通相と2か国の会合も行い、水分野に限らず都市の開発や老朽化対策などについても意見を交換し、さらに協力を進めていくことで一致しました。
「3か国での意見交換 意義があった」
会合のあと太田国土交通大臣は記者団に対し、「水を巡り、日中韓3か国は置かれている状況が違うがゆえに、問題解決のため工夫している面があり、互いに参考になる。3か国で意見交換できたのは意義があった」と述べて評価しました。
一方、韓国との関係については、「ユ国土交通相と率直な意見交換ができた。国土交通の分野で、両国はすでに実務レベルの協力が進んでおり、より強固にしていきたい。それがすべてに渡っていい影響を与えると思う」と述べました。
一方、韓国との関係については、「ユ国土交通相と率直な意見交換ができた。国土交通の分野で、両国はすでに実務レベルの協力が進んでおり、より強固にしていきたい。それがすべてに渡っていい影響を与えると思う」と述べました。