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エジプトでテロ相次ぐ ISに忠誠誓うグループが声明4月13日 7時15分
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エジプトのシナイ半島で治安部隊の装甲車や警察署の建物を狙った爆弾テロが相次いで、これまでに12人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓うグループが犯行声明を出しました。
エジプト東部のシナイ半島にあるアリーシュ近郊で、12日、治安部隊の装甲車を狙って道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、これまでに治安部隊の隊員6人が死亡しました。
同じ日の夕方には、アリーシュの警察署に大量の爆発物を積んだトラックが突っ込んで爆発し、これまでに市民1人を含む少なくとも6人が死亡し、30人以上がけがをしました。
2つの事件について、シナイ半島を拠点に活動し、イラクやシリアで勢力を広げる過激派組織ISに忠誠を誓う武装グループがインターネット上に犯行を認める声明を出しました。
エジプトでは、おととしの軍による事実上のクーデター以降、これに反発するイスラム過激派組織の活動が活発化し、首都カイロなど各地で爆弾テロが相次いでいます。
治安当局は、こうした過激派組織がISと連携を深めることで武器や戦闘員を増強し、より大規模なテロを企てることを警戒しています。
同じ日の夕方には、アリーシュの警察署に大量の爆発物を積んだトラックが突っ込んで爆発し、これまでに市民1人を含む少なくとも6人が死亡し、30人以上がけがをしました。
2つの事件について、シナイ半島を拠点に活動し、イラクやシリアで勢力を広げる過激派組織ISに忠誠を誓う武装グループがインターネット上に犯行を認める声明を出しました。
エジプトでは、おととしの軍による事実上のクーデター以降、これに反発するイスラム過激派組織の活動が活発化し、首都カイロなど各地で爆弾テロが相次いでいます。
治安当局は、こうした過激派組織がISと連携を深めることで武器や戦闘員を増強し、より大規模なテロを企てることを警戒しています。