NNNドキュメント「人生の湯~午後3時のしあわせ~」
2015年4月19日(日) 24時55分~25時25分 の放送内容
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最終更新日:2015年4月17日(金) 19時0分
番組詳細説明(表題)
たそがれの湯 午後3時のしあわせ
番組詳細説明(内容)
【内容】
日本文化の象徴 “銭湯”。最盛期の昭和40年代、全国に1万7000軒あった銭湯も、今では3000軒。家庭の風呂が普及したことで利用客は減り、後継者不在も後押ししています。
舞台は、信州の城下町・松本。明治時代から続く老舗銭湯「塩井乃湯」には、午後3時の開店前から、近所の常連さんがやってきます。大半が70歳以上のじいちゃん・ばあちゃんです。地方都市の中心部で一人暮らす高齢者は年々増加しています。そんなお年寄りが楽しみにしている時間が、午後3時。銭湯の時間です。日々繰り返される他愛無い話、それでも「銭湯が生きがい」と、毎日通ってくる常連さんの話に耳を傾けてみました。
国宝・松本城から歩いて1〜2分のところにある「塩井乃湯」。大正時代の建物は、看板建築という当時流行の建築方式。天井の文様はオランダから取り寄せた代物です。鶴と亀があしらわれた下駄箱やロッカーも当時のままです。切り盛りするのは4代目の田中洋子さん(63)。
18年前に夫と死別後、故郷に戻って家業を継ぎました。後継ぎはなく、洋子さんの代が最後となります。そんな洋子さんを10年以上前からボランティアで手伝っている近所の人たちがいました。小沢松栄さん(74)は開店前の準備、はす向かいにある古本屋の店主はボイラーの火入れと閉店後の掃除をやっています。
◆銭湯まで歩いて30歩、という杉谷さん夫婦。早風呂の夫(79)が一番風呂、交代で今度は妻(84)と、時間差で通う生活が何十年も続いていました。ところが、夫婦に突然の別れがやってきます。
◆中村力三郎さん(91)は、10年前に最愛の妻に先立たれ“今の楽しみは銭湯”と、毎日杖をついてやってきます。中村さんが風呂場で倒れ、救急車で運ばれる事態に…。
見舞いに訪れたのは、やはり銭湯仲間でした。
◆塩井乃湯近くにある自転車屋の別役正夫さん(92)。5歳から浸かってきた銭湯でしたが、
ついに通えなくなる日がやってきました―――。
かつて町のシンボルだった塩井乃湯の20メートルの煙突。
今では高層のマンションやビルに囲まれ、その高さ、役割は随分小さくなりました。
開湯から1世紀以上が経ってもなお、地域のコミュニティーの中心として残る城下町の銭湯。
常連さんが織り成す、春夏秋冬、悲喜こもごもの物語です。
地域コミュニティーの象徴だった銭湯。長野県松本市にある塩井乃湯では、今も日々お年寄りが他愛の無い話に花を咲かせる。常連が織り成す、春夏秋冬、悲喜こもごもの物語。
出演者
- ナレーター
- 松本光生
番組内容
舞台は長野県松本市にある「塩井乃湯」。客の大半はお年寄りで、日々他愛の無い話に花を咲かせる。銭湯を切り盛りする田中洋子さん(63)は、18年前に夫と死別した後、家業の銭湯を継いだ。「塩井乃湯まで歩いて30歩」という老夫婦。2人で通い続けたが、ある日突然、別れが…。「人生の楽しみ」と毎日杖を突いてやってくる91歳の男性は、銭湯で倒れ、救急車で運ばれる…。常連が織り成す、春夏秋冬、悲喜こもごもの物語。
制作
テレビ信州
その他
- 属性情報?
-
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント
人物情報
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