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2030年電力需要 省エネでさらに17%減も
4月17日 17時18分

2030年電力需要 省エネでさらに17%減も
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経済産業省は、2030年の電力需要について、省エネ対策を強化することでこれまでの見通しよりも17%余り削減できるという試算をまとめ、これを踏まえて、再生可能エネルギーや原子力などの電源をどのように組み合わせるかを定める、いわゆるエネルギーミックスの詰めの議論を進めることになりました。
経済産業省は、毎年、経済が1.7%成長した場合、2030年の電力需要は1兆1440億キロワットアワーになるという見通しをまとめています。
17日は、省エネを進めることで、この見通しから電力需要をどこまで削減できるかを議論する有識者会議が開かれました。このなかで経済産業省は、消費電力が少ないLEDの普及率をほぼ100%に引き上げたり、産業界にエネルギー効率の高い設備の導入を促したりする政策を行うことで、これまでの見通しより17%余り削減できるという試算を示しました。
17日の会議の結果、2030年の電力需要の見通しは、およそ9500億キロワットアワーとなり、経済産業省は今後、この需要を賄うために再生可能エネルギーや原子力などの電源をどのような割合で組み合わせるかを定める、いわゆるエネルギーミックスの策定に向けて、詰めの議論を進めることにしています。

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