「アド街」愛川欽也さんを追悼&感謝「20年間ありがとうございました」
番組の最後、スタッフロールが流れた後、右手を上げて笑顔の愛川さんの写真とともに「前宣伝本部長 愛川欽也さん 4月15日永眠」「心よりご冥福をお祈りいたします。20年間ありがとうございました。」と、お悔やみの言葉が映し出された。
奇しくも命日と同じ1995年4月15日にスタート。愛川さんは一度も司会を休むことなく、昨年9月には「情報テレビ番組の最高齢現役司会者」としてギネス世界記録に認定された。
愛川さんは今年3月7日に放送された1000回記念スペシャルを最後に、番組を降板。3月28日の放送にVTR出演。「バカンス中にね、いろいろ考えた。僕も宣伝本部長を20年1000回もやらせてもらったので、これで退任しようかなと思いました」と報告。「これからは、このキンケロ・シアターで映画を撮ったりしたものを映したりしながら、のんびりやっていこうかと思っています。じゃあね!」と明るく別れを告げた。
在宅治療中も、俳優の峰竜太(63)が代理司会を担当した番組放送後、スタッフに電話をし「おもしろかったね」と感想を述べたり、激励することも。最期まで「アド街愛」を注いだ。
この日は「昭和の渋谷」がテーマ。今月4日放送分から「V6」の井ノ原快彦(38)が2代目宣伝部長を務めている。