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セウォル号事故遺族がデモ 警官隊と衝突4月18日 21時50分
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去年、韓国南部で旅客船セウォル号が沈没し、300人を超える死者・行方不明者を出した事故で、犠牲者の遺族ら1万人余りが政府の対応に抗議するデモを行って警官隊と衝突し、これまでに20人余りが身柄を拘束されました。
去年の4月16日、韓国南部の沖合で起きた旅客船セウォル号の沈没事故では、修学旅行中だった高校生など295人が死亡し、今も9人の行方が分かっていません。
18日、ソウルの中心部で沈没事故の犠牲者の遺族や支持者ら1万人余りが船体の引き揚げを求めるとともに、真相究明が十分行われていないとしてパク・クネ(朴槿恵)政権の対応を批判するデモを行いました。
デモ隊は政府に直接訴えるとして大統領府に向かいましたが、およそ1万人の警官隊がバリケードを作り、放水したり催涙スプレーをかけたりして断続的にデモ隊と衝突しました。
警察によりますと、公務執行妨害の疑いなどでこれまでに遺族ら20人余りの身柄を拘束したということです。
デモ隊は夜になっても警官隊とにらみ合いを続けており、遺族を支持する多くの市民も加わって辺りは騒然とした雰囲気に包まれています。
この事故を巡っては、事故から1年となった16日にも、遺族らが追悼の式典を中止したり、焼香に訪れたイ・ワング(李完九)首相の弔問を拒むなど、パク政権を批判する姿勢を強めています。
18日、ソウルの中心部で沈没事故の犠牲者の遺族や支持者ら1万人余りが船体の引き揚げを求めるとともに、真相究明が十分行われていないとしてパク・クネ(朴槿恵)政権の対応を批判するデモを行いました。
デモ隊は政府に直接訴えるとして大統領府に向かいましたが、およそ1万人の警官隊がバリケードを作り、放水したり催涙スプレーをかけたりして断続的にデモ隊と衝突しました。
警察によりますと、公務執行妨害の疑いなどでこれまでに遺族ら20人余りの身柄を拘束したということです。
デモ隊は夜になっても警官隊とにらみ合いを続けており、遺族を支持する多くの市民も加わって辺りは騒然とした雰囲気に包まれています。
この事故を巡っては、事故から1年となった16日にも、遺族らが追悼の式典を中止したり、焼香に訪れたイ・ワング(李完九)首相の弔問を拒むなど、パク政権を批判する姿勢を強めています。