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AIIB出資比率配分 アジア域内70%以上に4月18日 12時00分
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中国政府の高官は、ワシントンで講演し、AIIB=アジアインフラ投資銀行の枠組み作りの焦点の一つとなっている出資比率について、アジアなど域内の国々が全体の70%以上となるように配分することが決まったと明らかにしました。
中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行について、中国政府は今月15日、銀行の創設メンバーの数が合わせて57か国になったと発表し、ことし6月末をめどに銀行の枠組み作りを進めることにしています。
これについて中国の朱光耀財政次官が、訪問先のワシントンで講演し、枠組み作りの中で重要な出資比率について、「これまでに創設メンバーの間で決めた覚書では、25%から30%がアジア域外の出資比率となる」と述べ、中国を含むアジアなど域内の国々が全体の70%以上となるように、配分することが決まったと明らかにしました。
これまで中国政府は、出資比率について、原則、各国が経済規模に応じて拠出し、中国は最大50%出すとの方針を示していましたが、今回、地域別の割合も示した形です。
また、朱次官は講演後、「今の創設メンバーで出資比率を割りふったあと、日本が参加した場合、どう調整するか」という記者の質問に対し、「アジアの人たちは、交渉の途中でも終了後でもこの問題を解決する十分な知恵があると信じている」と述べ、今後、日本が参加した場合でも、出資などについて協議する可能性はあると含みを持たせました。
これについて中国の朱光耀財政次官が、訪問先のワシントンで講演し、枠組み作りの中で重要な出資比率について、「これまでに創設メンバーの間で決めた覚書では、25%から30%がアジア域外の出資比率となる」と述べ、中国を含むアジアなど域内の国々が全体の70%以上となるように、配分することが決まったと明らかにしました。
これまで中国政府は、出資比率について、原則、各国が経済規模に応じて拠出し、中国は最大50%出すとの方針を示していましたが、今回、地域別の割合も示した形です。
また、朱次官は講演後、「今の創設メンバーで出資比率を割りふったあと、日本が参加した場合、どう調整するか」という記者の質問に対し、「アジアの人たちは、交渉の途中でも終了後でもこの問題を解決する十分な知恵があると信じている」と述べ、今後、日本が参加した場合でも、出資などについて協議する可能性はあると含みを持たせました。