(cache) サーチナ|韓国のネット上で「崖」表現が流行・・・起源は「財政の崖」!? 絶望感抱く「社会現象」に=韓国華字メディア  



韓国のネット上で「崖」表現が流行・・・起源は「財政の崖」!? 絶望感抱く「社会現象」に=韓国華字メディア


 韓国メディアの亜洲経済の中国語版は15日、韓国で「崖」という言葉が流行語になっていると伝え、気落ちする絶望感のある社会現象に対し、「崖」という言葉をつけることが流行していると紹介した。  記事は、ビックデータ分析を手がけるDaum Softが「崖」という言葉が含まれる38万以上のツイートと43万件以上のブログを対象に分析を行った結果をこのほど発表したことを紹介。  さらに、「崖」という言葉とセットで使用される言葉として、2010年1月から15年4月までに各SNSでもっとも多く使用されていたキーワードは「人口」、「就職」、「消費」で、うち「人口」が計811回で最多だったと伝えた。  また、「人口の崖」については「晩婚」といった言葉とセットで登場することが多かったと伝えたほか、「就職の崖」は給与体系の改善と青少年の就業機会の創出における矛盾を指す言葉と伝えたほか、「消費の崖」については「経済低迷を背景に、消費が冷え込んでいる」ことを指す言葉だと伝えた。  記事は、2011年に米国の投資会社ゴールドマン・サックスが報告書で「財政の崖」という表現を使用したことによって、韓国では何らかの苦境に直面している事象について「崖」という言葉とともに使用するようになったと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)