社会

原発を考える集会
(岩手県)
原子力発電所の再稼働反対や脱原発を訴える岩手県集会が、盛岡市で開かれた。この集会は、いわて生協等、県内36の団体でつくる実行委員会が開いた。会場には、約300人が集まり、経済学研究者の後藤宣代さんが「フクシマからの声〜放射能との闘い〜」と題して、基調講演を行った。後藤さんは、福島第一原発の北西約60キロの福島市で暮らしていて、原発事故の後は福島の現状を国の内外に訴え続けている。講演の中で、後藤さんは、40年かかるとされる廃炉作業について、「作業を継続的に担う人材が不足している。日本は原発の技術を世界に輸出するのではなく、廃炉の技術を輸出するべき」と述べた。
[ 4/18 17:50 テレビ岩手]