桜を見る会:上機嫌にポーズ 主催の安倍首相

毎日新聞 2015年04月18日 11時31分(最終更新 04月18日 12時23分)

「桜を見る会」でアイドルグループのももいろクローバーZら芸能人と記念撮影する安倍晋三首相(中央)=東京都新宿区の新宿御苑で2015年4月18日午前9時38分、長谷川直亮撮影
「桜を見る会」でアイドルグループのももいろクローバーZら芸能人と記念撮影する安倍晋三首相(中央)=東京都新宿区の新宿御苑で2015年4月18日午前9時38分、長谷川直亮撮影

 ◇「桜が咲くように…」アベノミクスの成果もアピール

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が18日午前、東京・新宿御苑で開かれ、各界の著名人ら約1万5000人が出席した。首相は咲き誇る八重桜を企業の賃上げに例え、「一昨年はまだちらほらと桜が咲き始めたということで、賃上げを決意した会社は数えられるほどだった。桜前線が北上して全国に桜が咲くように昨年は15年ぶりの賃上げを実現でき、今年は昨年を上回る状況だ」とあいさつし、経済政策アベノミクスの成果をアピールした。

 首相は地方創生など「戦後以来の大改革」を進めると強調。「景気回復の新しい風を全国津々浦々にお届けするのが、私たちの使命だ」と訴えた。

 歴代首相が主催する桜を見る会は今年で60回目。首相は人気お笑いコンビ「爆笑問題」やアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーとポーズを取って写真を撮るなど、上機嫌だった。【当山幸都】

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