2013年5月20日



主題:最近よく見るSiglusEngine.exeについての私的メモ。

前提:
SiglusEngine.exe エロゲでよく見かける起動プログラム。AlphaROM?色々とプロテクトがかかっている。

このプログラムが使用されているエロゲは基本的にプロテクトがかかっている。
そのためこの手のエロゲの認証回避手段の話題は尽きない。

基本:
よくある改造方法:有志制作の改造プログラムを利用して認証を回避する
発売して暫くしてから検索すると大体出てくる。出てこない時もある。違反品なのでリンクが切れていたりもする。

中身は大体こんな感じ。
SiglusEngine.exe エロゲの起動プログラムを少し改造したもの。そのエロゲのプログラムを弄っているため他作品の同名SiglusEngine.exeは流用不可。
kDays.dll 改造用メインプログラム。おそらく中華産。同時期に使用されているものなら多分流用化。

応用:
前述の通り、改造プログラムがダウンロードできない時もある。
そんな時は自作してみる。自己責任。

kDays.dll自体は流用できることもあるので、他作品の認証回避に利用されているものをダウンロードしてくれば困らない。
適当に探し回ってみよう。

SiglusEngine.exeの改造の仕方。
バイナリエディタの定番「Stirling」を利用してみる。
SiglusEngine.exeの中身を検索して、文字列 IMM32.dll を探してみる。バイナリなら 49 4D 4D 33 32 。
改造は IMM32.dll を kDays.dll に書き換えるだけ。
なので IMM32 に相当するバイナリ 49 4D 4D 33 32 を 6B 44 61 79 73 に書き換える。

事後:
実はkDays.dllで回避できるのは最初の認証のみ。
SiglusEngine.exeのプロテクトは、もう一つCD認証が控えているパターンが多い。
なので結局CDは必要。
ただしCDを丸々残す必要はなかったりもする。

SiglusEngine.exeのCD認証は dummyフォルダの中身・サイズを判定している。
なのでdummyフォルダさえ丸々残っていれば、CD内の残りのファイルサイズは0でも問題ない。
イメージCDを作成・使用していて、HDDの残量が気になる場合は試してみてもいいかもしれない。
ただ、dummyフォルダの中に入っているダミーファイルが3G、4Gと膨大なケースもあるのだが…。