週末、日本酒の日は、「鯛の白子」に引っぱられて、こんな献立となりました。
鶏もも肉のソテー
白子のバター焼き
甘夏みかん入りコールスロー☆
残り野菜のトマトスープ鶏団子入り☆
☆の2品は、作りおきからの登場です。つまり鶏肉と白子を焼いただけです。
作りおきをしておくと、楽〜。
鯛の白子は初めて食べたのですが、美味しいかったですね。食べるのはもちろん、料理するのは初めてです。
白子はタラ以外、料理したことが無かった気がします。
実はこの白子、抱き合わせで買ってきたシロモノ。
「鯛の子、ありませんか?」といつも尋ねていた私のために、魚屋さんが取り置きしておいてくれた鯛の子☆ こちらは早速、燻製にしています☆
その鯛の子を「うれし〜い☆☆」と受け取ったら、「こっちも、塩焼きにするとおいしいよ!白子だよ〜〜!」と勢いよく勧められてしまいました。
断れなくて、買ってきました。鯛の白子。。。
まずは、勧められた通りに塩焼きにしたのですが、ちょっと微妙な仕上がり。プヨプヨ度が思っていた以上にたかい。。。
そこで、塩焼きを更にバターでソテーしましたところ、◎
お酒の肴には、特に◎だそうで、こちらは酒肴印となりました。
鯛の白子のバター焼き
材料
- 鯛の白子 2切れ
- 5%くらいの濃い目の食塩水 白子が十分つかるくらい
- バター(有塩) 10g
- タマネギ 中1個
作り方
- 鯛の白子は、太い血管や膜などを、丁寧に取り除きます。
- 海水くらいの濃い目の食塩水を作り、15分ほど漬けこみます。
- 2をサッと水洗いして、キッチンペーパーなどで水を拭き取ります。
- フライパンにバターを熱し、溶けたところで強めの中火にして、白子を加えてソテーします。
- 時々上下を返し、転がしながら満遍なく焼きます。1回転させたら弱火にし、蓋をしてゆっくりと蒸し焼き状態を保ちます。
- 蓋をしてから5分ほどすると、白子が透明感のある白色から不透明な白色に変わるので、取り出して休ませます。
- 白子の入っていたフライパンにくし形に切り、バラバラにしたタマネギを入れてソテーし、油が回ったら日本酒を加えて蒸し焼きにします。
- お好みで仕上げに塩少々をかけてください。
- タマネギを下に敷き、白子を盛り付けて完成です!
ポイントは、白子に直接、塩を振らないこと。
塩が当たったところと、当たっていないところでムラになって、ボコボコになってしまいます。
ですから満遍なく塩が行き亘るように、塩水にとっぷりと浸けてください。これで万全です!
白子の濃厚な味わいと、とろりとした舌触りは、フォアグラにも似て、なかなか美味でした。
たまには、こういった実験料理も面白いものですね。
春先だけの楽しみです。試してみませんか?
ちなみに、まだ酒盛りは続いています。
作りおきが、次々に肴になっています。嗚呼。
では、また。