めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

とろりと濃厚、鯛の白子のバター焼き☆

週末、日本酒の日は、「鯛の白子」に引っぱられて、こんな献立となりました。

 

鶏もも肉のソテー

白子のバター焼き

甘夏みかん入りコールスロー

残り野菜のトマトスープ鶏団子入り☆

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☆の2品は、作りおきからの登場です。つまり鶏肉と白子を焼いただけです。

作りおきをしておくと、楽〜。

 

鯛の白子は初めて食べたのですが、美味しいかったですね。食べるのはもちろん、料理するのは初めてです。

白子はタラ以外、料理したことが無かった気がします。

 

実はこの白子、抱き合わせで買ってきたシロモノ。

「鯛の子、ありませんか?」といつも尋ねていた私のために、魚屋さんが取り置きしておいてくれた鯛の子☆ こちらは早速、燻製にしています☆

その鯛の子を「うれし〜い☆☆」と受け取ったら、「こっちも、塩焼きにするとおいしいよ!白子だよ〜〜!」と勢いよく勧められてしまいました。

断れなくて、買ってきました。鯛の白子。。。

 

まずは、勧められた通りに塩焼きにしたのですが、ちょっと微妙な仕上がり。プヨプヨ度が思っていた以上にたかい。。。

そこで、塩焼きを更にバターでソテーしましたところ、◎

お酒の肴には、特に◎だそうで、こちらは酒肴印となりました。

 

鯛の白子のバター焼き

材料

  • 鯛の白子           2切れ
  • 5%くらいの濃い目の食塩水   白子が十分つかるくらい
  • バター(有塩)          10g
  • タマネギ          中1個

作り方

  1. 鯛の白子は、太い血管や膜などを、丁寧に取り除きます。
  2. 海水くらいの濃い目の食塩水を作り、15分ほど漬けこみます。
  3. 2をサッと水洗いして、キッチンペーパーなどで水を拭き取ります。
  4. フライパンにバターを熱し、溶けたところで強めの中火にして、白子を加えてソテーします。
  5. 時々上下を返し、転がしながら満遍なく焼きます。1回転させたら弱火にし、蓋をしてゆっくりと蒸し焼き状態を保ちます。
  6. 蓋をしてから5分ほどすると、白子が透明感のある白色から不透明な白色に変わるので、取り出して休ませます。
  7. 白子の入っていたフライパンにくし形に切り、バラバラにしたタマネギを入れてソテーし、油が回ったら日本酒を加えて蒸し焼きにします。
  8. お好みで仕上げに塩少々をかけてください。
  9. タマネギを下に敷き、白子を盛り付けて完成です!

 

ポイントは、白子に直接、塩を振らないこと。

塩が当たったところと、当たっていないところでムラになって、ボコボコになってしまいます。

ですから満遍なく塩が行き亘るように、塩水にとっぷりと浸けてください。これで万全です!

  

白子の濃厚な味わいと、とろりとした舌触りは、フォアグラにも似て、なかなか美味でした。

たまには、こういった実験料理も面白いものですね。

春先だけの楽しみです。試してみませんか?

 

ちなみに、まだ酒盛りは続いています。

作りおきが、次々に肴になっています。嗚呼。

 

 

では、また。