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 >   > “風俗マニア”呼ばわりされた東村山市議、同僚市議を提訴!

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今回の訴訟について説明する薄井政美氏

 事実無根の誹謗中傷によって名誉を毀損されたとして、東京の東村山市議が同じ市議2名に1020万円の損害賠償などを求めた裁判の第一回口頭弁論が、6月2日に東京地裁八王子支部で行われた。訴えを起こしたのは、東村山市議の薄井政美氏で、被告となったのはやはり同市市議の矢野穂積氏と朝木直子氏である。

 矢野・朝木の両市議は、自ら発行する配布物「東村山市民新聞」および同名のインターネットサイトにおいて、薄井市議に対して同氏の当選直後から「超セクハラ」「風俗マニア」「女性蔑視」「違法セクハラ活動家」などという表現を立て続けに掲載し、薄井氏が市議としての品格や資質に欠けるような人物であるかのように喧伝した。加えて、矢野・朝木両市議が事実上運営するラジオ局「多摩レイクサイドFM」においても、『東村山市民新聞』の内容を朗読し、同様の情報を不特定多数が受信できる電波に流して公表した(詳細はこちらの記事参照)。

 矢野・朝木両市議がこうした薄井氏に対する攻撃の根拠としたものは、薄井氏が市議になる以前に、風俗店や飲食店の情報などを扱うクリエイターズカンパニーコネクションで編集等の仕事をしていた職歴である。同社は情報誌「まんぞく」や風俗情報サイト「マンゾクTV」などを運営しており、その動画サイトに薄井氏も出演していた。この事実をもって矢野・朝木両市議は、薄井氏を「風俗マニア」などと呼んでいたわけである。

 そして、朝木氏はその風俗動画サイトを自ら閲覧した際に、「ものすごく気持ち悪かった」との理由から、「薄井氏からセクハラを受けた」として市に対して人権侵害等申出書を提出した。つまり朝木氏は、「自分から風俗情報についてのサイトを見たところ、気持ち悪かったのでセクハラと感じた」と判断したというのだ。

 この申出は、「薄井氏がセクハラを行った事実は認められない」と市が至極当然の判断を下した。また、薄井氏が出演していた風俗動画サイトの内容も、スーツ姿でニュースキャスターに扮した薄井氏が風俗関連の情報を読み上げるというものであり、違法な画像や情報が流された形跡は見当たらない。しかも、同サイトは薄井氏の勤務先が運営しているもので、同氏は単に業務として出演していたに過ぎない。

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東村山市民新聞の中傷記事
 したがって、矢野・朝木両市議の主張する「セクハラ」「風俗マニア」等の表現は、何ら根拠も証拠もない、事実無根の誹謗中傷であることが即時に理解できる性質のものである。


 にもかかわらず、配布物「東村山市民新聞」および同名サイト、「多摩レイクサイドFM」、ならびにその他のあらゆる有形無形の方法手段において、矢野・朝木両市議は薄井氏に対して謝罪や過去の発言および表現についての訂正などを、何一つ行っていない。そればかりか、サイトの訂正を求めた薄井氏に対して、矢野氏が「アンタはセクハラの代名詞だ」と吐き捨てるよう言い放ったことは、本サイトですでに報じた通りである。

 そして、6月4日現在でも、「東村山市民新聞」サイトには、「違法セクハラ『性風俗マニア』の薄井『市議』」など多くの文言が削除されることなく掲載され続けている。今回の提訴について薄井氏は、「言うまでもないことですが、すべて根拠のない言いがかりです」とし、「昨年5月の時点で裁判を起こすこともできたのですが、それでは朝木さんによって市に提出されたセクハラ認定の結論が出されなくなる可能性がありました。ですから、市の判断を待って、十分に準備を整えてから提訴に踏み切りました」と述べた。

 さらに矢野・朝木両市議は、薄井氏が風俗情報等の記事を扱っていたことについても指摘し、「単なる風俗ライターの経験しかないのに、公報では『元出版社員』などと称し、何か政治的見識があるかのようにふるまった」とか、「『風俗ライター』と同じ意識で市議の活動ができるとお考えですか?」などと、職業差別むき出しの差別的な発言も繰り返している。

さらに、クリエイターズカンパニーコネクション社は出版および広告を扱う会社だが、矢野・朝木両市議は「出版社ではなく風俗会社」との極めて珍妙な論法を展開し、薄井氏による「毎日新聞社記者などを経て、前職は出版社社員」との経歴まで非難している。これについては、昨年7月9日に東村山市役所で行われた政策総務委員会の席上で、薄井氏が自らの経歴を述べた際に、矢野氏が薄井氏に向かって「ウソをつくな! 風俗会社だろう!」と声高に叫んだという事実がある(不規則発言として議事録では削除されている)。

 さらに薄井氏は、「私自身は、(矢野・朝木両市議が)謝罪してこれまでの発言を訂正してくれれば、それで水に流そうと思っていました」と述べた。ではなぜ提訴したのかという質問に、謝罪がなかったというよりも、「このような、乱暴な発言をそのままにしておいたら、今後、私と同様に以前に就いていた職業、あるいは現在の職業をもとにして、不当に中傷やいやがらせを受ける人たちが出てくるかもしれない。そうした風潮は絶対に打ち消していかなくてはならないと思ったからです」と強調した。

 さて、矢野・朝木両市議は、今回の提訴については発言やコメントを一切行っていない。昨年以来、両市議には何度も取材を申し込んでいるが、つねに取材および回答拒否の姿勢だ。先般も矢野氏から「アンタとはお付き合いするつもりはないよ」と、薄ら笑いとともに宣言されたばかりである。

 この6月2日の弁論当日、偶然にも筆者は地裁八王子支部で矢野氏および朝木氏の両市議とエレベータで居合わせた。そこで、さっそく両市議に話しかけたが、まったく無視の状態。いつもなら公のメディアには公表をとまどうような、あまり品性において良質とは感じられない発言を浴びせてくる矢野・朝木両市議だが、この時は2人とも沈黙し、狭いエレベータのなかで筆者から顔を背けたまま視線すら合わせない状態で、雑談にすら応じてはくれなかった。

 初回の弁論は河合治夫裁判長の確認作業だけで終了。次回は弁論準備のために傍聴はできないが、「りんごっこ保育園問題」など、数々の問題を抱える矢野・朝木両市議からは、まだまだ当分の間、少なくともあと10年は目が離せないところであろう。
(橋本玉泉)

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