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日米 AIIB既存機関と連携で一致
4月17日 12時02分

日米 AIIB既存機関と連携で一致
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麻生副総理兼財務大臣はアメリカのルー財務長官と会談し、G20、主要20か国の過半数が参加を表明しているAIIB=アジアインフラ投資銀行について、既存の国際機関を補完する役割を果たすよう促していく重要性で一致しました。
先進国に新興国を加えたG20、主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議に出席するためワシントンを訪れている麻生副総理兼財務大臣は16日、アメリカのルー財務長官と30分余り会談しました。
このなかで両者は、世界経済の成長に向けてインフラ関連の投資を増やすことが必要だという認識を示しました。そのうえで、中国が設立を提唱し、G20の過半数が参加を表明している一方、日本とアメリカは参加を見送っているアジアインフラ投資銀行について、世界銀行などとの協調融資も含め、既存の国際機関を補完する役割を果たすよう促していくことが重要だという点で一致しました。
会談のあと、麻生副総理は「世界銀行やIMF=国際通貨基金と一緒に融資の条件などについて、きちんとしたルールを作っていくというのはいいことではないか」と述べ、アジアインフラ投資銀行が透明性のある組織運営をしていくためには既存の国際機関との連携が欠かせないという認識を示しました。
一方、世界経済の現状などについて議論したG20の初日の会議で、日本は、景気に前向きな動きが出ているとして、経済成長と財政再建を両立させていく姿勢を強調したということです。

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