怒る時は期待してるから怒るんだ
怒る時は期待してるから怒るんだ
かたりて こくまちゃん
呪われてる存在
祟られてる存在は
ある面期待されてるんだ
呪っている者達は
その存在に返せる力があると知ってるから
呪っているんだ
本当に見限った時は
怒りもしない 呪いもしないんだ
「
こんなやつらはいない
そんなやつらはいない 」
そう想われるだけなんだ
ドールやからすさん達に
たくさんの動物や たくさんの怨霊さんが呪っていることを
俺は知っているんだ
でもたくさんの動物さんや たくさんの怨霊さんは
大犬や ゆ族達の事は あんまり怒っていなかった
やつらはな
もういない物と想われて まったく相手にされていなかったんだ
吸血鬼達や 大おばば達の存在感が薄いのはそのせいだ
やつらは祟られてもないし もう呪われてもないんだ
存在してない
あんな奴らはいない そう見限られてるだけだった
俺は
ある大きい人に言われたんだ
「
俺がドールに怒るのは ドール達に期待してるからだ 」
「
犬なんかに怒っても仕方がない
あんな奴らに怒ったところで ただの無駄だ 」
「
だけどからすや ドール達は
この数万年以上 地上の存在が奪われていた物を返せる力があるって
俺達は信じているんだ
だから怒ってるんだ 」
「
彼らは物に狂わされたり 結界で錯覚させられたり 頭パーになってるけど
でもみんな 彼らの事を見限ってるわけではないんだ
みんな期待してるから 彼らには怒ってるんだ 」
こくまちゃんはそれを聞いて想いました
俺は生きるんだ
超健康になるんだ
そう決めた