The Spook's Sacrifice --- Joseph Delaney, Random House Chidren's Publishers, 2009シリーズ6冊目。先は長い〜(でも楽しみ♪)
出てくる悪いもんがほぼfemaleばっかりだっていうのは
(Fiend←悪魔の大王みたいなの は男って設定だけどさ)
Harry Potterシリーズ(作者が女性)で悪い奴らは大部分maleだったのと比較するとなるほどって気もする。
(Bellatrix Lestrangeとか悪いのもいたけど少数だったねー)
良い悪い、っていうかここではLight/Darkでございますけれども。
ってふうに設定には若干(以上の)疑問がどうしてもあるものの
(いやそもそも絶対悪、絶対善、っていうキリスト教的?一神教的?世界観自体がどうにも馴染めないものの)
やっぱり面白いのよねぇ
圧倒的善も女性。悪も女性。まぁ言ってみればマザコン男子の物語ですな
(だからワタシ楽しいのかもね♪)
今回の舞台はギリシャ!
実在の地名とか出てきて、google map見ながら読むと面白いです
で
どこまで翻訳されてるのかな〜〜〜って
日本語版のサイトみてみて驚いた!

この方がイラスト描かれてるのは知ってたけど
うひゃ〜〜 イメージが全然ちがーーう!!!
魔使いは こんなかんじのじいさんじゃないし
トムも こんながっしりした若者じゃないし
アリスも こんなに色っぽくないし!
ついでに魔使いのカバンもこーんなんじゃないしっ!
あーびっくりした。
いやそりゃーね、イメージするのはひとそれぞれ、でございましょうが
こんなふうに読者に押し付けたらやっぱりあかんと思いますっ
(
いっつもおんなじこと言ってますが…)
だってTomって14歳(この作中で15歳になる)なんだよ!?
ちゅん2と同い年なんだよ???こんな若もんであろうはずがない…
(でも映画とはあんまり違和感ないだろうねぇ ←わたしはありありだけど...)
てへ。もともと守り人シリーズなどのこの方(々)のイラストに大反対なので
(アニメっていうもの自体が「やりすぎ」って宿命を持ってるのかもね?)
やっぱりここでも。わたしってばぶれてなーい((^┰^))ゞ
と、文句はまぁこのくらいにいたしまして…
(それに直接は関係ないしっ)
この巻の中で(それとシリーズのこれまで読んできた中で)一番感動したのは
(実は2か所あって)
ひとつは
Tomが、古い女神Ordeenの前でお前は誰だってあれこれ尋ねられて
で
お父さんのことをこう言うところ。
"My father was a farmer who worked hard to bring up his famil and tought us right from wrong.
He's dead now but I'll never forget him.
And never forget what he taught me."しびれません???^^
それからもうひとつは
Tomのお母さんの、息子への愛情がひしひしとつたわるところですかねぇー
最期まで。その強さも。
そんなこんなでやっぱり
Tomが大好きでつい読んでしまう物語。
それにしても
いつも崖っぷちを歩いているようなのよねぇ。
今回もいよいよ断崖絶壁に追い込まれてしまって、それで「つづく」…
(゚_゚i)
いままで1冊ずつ買ってましたがイギリスからなので届くのに時間がかかるので
つぎは2冊いっぺんに買ってしまいましたとさ♪