~これからの季節に重宝な水出しcoffee~
僕と師匠がいつも話す話の中に…
「何故、水出しcoffeeほどcoffee屋なんか無くなってしまっても構わない飲み物があるんだろうね?」と結び付きます。
技術も何も要らないんです。
お茶のパックというか、紙の市販されているパックがありますよね?
あれに50gくらいの挽いたcoffeeの粉をパックします。
それを1Lの冷蔵保存容器の中に入れ、常温で1時間くらい外に出しておきます。
そして1時間後に冷蔵庫に入れ、7時間程度待ったら出来上がりです。
点滴で抽出するDutch coffee(ダッチコーヒー)とは作り方が違いますが
日本人らしい淹れ方なんじゃないかな?と思ってます。
麦茶やお茶の先例がありますし…
コーヒー豆の挽き方(メッシュ)は?
コーヒー豆の挽き方は、均一な方が良いのですが
特性として、細かければ風味が濃くなり酸味や苦味も出やすいです。
粉が粗ければ軽い風味になり、あっさりとお茶代わりや麦茶代わりに飲める点も挙げておきます。
また、速く抽出したいときは細かく。
会社に行く前やお出掛け前に仕込んでいく場合は、中挽き~やや粗目でも構いません。
では、1Lと仮定して考えてみます。
粉を50g分、パックに入れて用意しました。
初めの250ccや500ccはぬるま湯で始めます。
すると、抽出時間を大幅に短縮する裏ワザもあります。
ですが、冷蔵庫に収納する時は、室温に戻ってなければ危険なこともあるようです。
※また、回数を多く作る方はcoffee屋さんでミルしてもらう方が便利です。
粉だけ量れば、あとはパックに詰めて水に入れるだけです。
メリットとデメリット
水出しcoffeeの良い部分は「火を使わないこと」です。
そして、coffee本来の風味を変化させることがなく味わえることも。
また、作る時に割合が確立しているので
グラムを少し変化させたり、水の量を調節してお好みに合わせることが可能です。
その他のメリットは、お出掛け後にお部屋に帰ってきてグラスだけを用意すれば、飲めるようになっている点ですね。
デメリットは、ドリップしたcoffee(アイスコーヒー等)は灰汁を除去してありますが
水出しcoffeeは、多少嫌な成分も水溶性ですので溶け出してしまいます。
歯のホワイトニングを気にしている方は、できるだけ量を控えた方が良いかも知れませんね。
さて、今日は気温が高いと予報で言ってました。
GW頃には、安定した暖かさや初夏を満喫できると思います。
一度、水出しcoffeeを試してみませんか?
エコなcoffeeです。
それでは、良い週末を…