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自爆テロ未然防止 米で監視対象の男逮捕
4月11日 16時02分

アメリカ中西部・カンザス州にあるアメリカ軍の基地で、乗用車を使った自爆テロを企てたとして、過激派組織IS=イスラミックステートなどの思想に賛同する、20歳のアメリカ人の男が捜査当局に逮捕されました。
アメリカの司法省によりますと、逮捕されたのは、カンザス州に住む20歳のアメリカ人の男です。
この男は、去年3月ごろから、インターネットの交流サイトに自爆テロの実行を示唆する書き込みを繰り返し、FBI=連邦捜査局の監視対象になりました。その後、FBIの協力者がこの男に接触し、過激派組織ISや国際テロ組織アルカイダの思想に賛同し、爆発物を作るための材料を購入したり、テロの実行を宣言するビデオ映像を撮影したりしていたことが分かったということです。
そして、今月10日、カンザス州にあるアメリカ軍の基地で乗用車を使った自爆テロを行おうとしたところで、FBIの捜査官らに取り押さえられ、逮捕されたということです。捜査当局によりますと、男が使おうとした爆発物は協力者の手で偽物になっていたということで「市民や軍の関係者への危険は一切なかった」としています。
アメリカでは、ことしに入って、過激派組織に加わろうとしたり国内でテロを企てたりした男などが、相次いで逮捕されていて、FBIなどは、テロを未然に防ぐための対策を強化しています。

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