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最終更新:2015年4月17日(金) 12時43分

押収の「中継サーバー」から785万件の個人情報

 中国からの不正アクセスを中継していたサーバーの管理会社が一斉摘発された事件で、押収された「中継サーバー」から、およそ785万件の個人情報が見つかったことが新たに分かりました。

 警視庁によりますと、去年11月、中国向けの「中継サーバー」の管理会社が一斉摘発された事件で、押収された「中継サーバー」から、盗み取られたとみられるIDやパスワードなどおよそ506万件の個人情報が見つかったということです。

 個人情報は重複分を含めるとおよそ785万件に上り、大半が日本人のものとみられています。名前や住所、クレジットカード番号などを含んでいたということです。このうち、およそ6万件のIDとパスワードは、ネット通販サイトなどに不正にアクセスができる状態になっていたということです。

 この個人情報が使われた不正アクセスの被害も出ていて、警視庁は、中国人グループが「中継サーバー」を使って不正アクセスをしていたとみて実態の解明を急いでいます。(17日11:31)

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