尾木ママ今日は3回目の「ウワサの保護者会」ですがなんと子どもたちが保護者会に参加してくれます。
みんな今日よろしくね。
よろしくね。
尾木ママよ。
さあ今日はママに言いたい事があるんだよね?
(一同)は〜い!悩める保護者たちが集いホンネをさらけ出す…今日は母に言いたい事がある娘たちも参加!ホンネをぶっちゃけます!お題はズバリ!マロンさんどうですか?今のお気持ちを。
いやなんか今あれ不満あるんだ?みたいな。
初っ端からそんな感じなんですけど。
言ってないのよ。
苦笑されてるぞうさんは?何を言われるのか怖いですね。
ドキドキしてます。
ヌーさんもちょっと驚いてましたね?そうですね。
女同士だから分かり合えるからこそのバトルがあるのよ。
すれ違いもあるの。
これを見るのが男は楽しいの。
というわけで中1ガールズ6人が「母へのホンネ座談会」を緊急開催。
まず飛び出したのは…ちゃんと話を聞いて。
続いては…。
お次は?怖〜い!皆さん大笑いされてましたね。
多分子どもが大人になったら分かるんじゃないですか?大人になったら分かるか。
ついついマロンさん…忙しいんですよ。
集中してる…何か一生懸命考えたり調べたりしてる時に「お母さんなになに…」って「ん?何か言うた?」みたいな。
後でもう一回「さっき何て言ってたかな?」「もういい」とか言うんです。
でもどうせなら「今忙しいから後にして」とかちゃんと言ってほしいです。
(マロン)それはそうですね。
(笑い)止めて「な〜に?」って聞けばいいんですね?
(笑い)
(マロン)でもねそれは無理かも。
頭をこっちに使ってる時に親もちょっと切り替えられない。
「忙しいんだ。
ごめんね」って言えばいいんですよね。
ひと言ね。
うん。
比較的言われる。
中でもね100点以外…アネモネさん?それは目標を高く持ってもらいたいなそういう気持ちで。
95点でもいいかなって思って。
まあね。
マロンさんどうですか?「勉強しなさい」とか命令形にならないようにあれ今日宿題まだやってないなと思ったら「今日宿題出たんだっけ?」みたいな。
「今日何時に寝るの?」って言ってテレビ見てたら「明日朝何時起きなの?」とかちょっとこう…周りから追い詰めていくというか絶対「宿題しなさい」とは言いたくないんですよ。
自分で考えるように行動を起こすようにもっていきたいなみたいな。
(笑い)そんな感じですね。
続いて集まってくれたのはいつも言いたい事をグッと飲み込んでいるという3人。
その共通点は…学校の準備や身支度を手伝うなどいつも「お姉ちゃん」として頑張っている。
そんな3人が…
(スタジオ笑い)これまで言えなかった思いそれは…更に昼間だけでなく…我慢する度に…こんなにホンネが積もり積もってるのにどうして「2人の時間が欲しい」って言えないの?お姉ちゃんだからつらいというかね複雑な悩み言えないホンネというのがあるんですね。
・泣いちゃった。
2人して。
大丈夫?みくちゃん言いたかったんだね。
でもね。
そっかそっか。
ぞうさんはとてもびっくりされてたようでしたね。
体ずっとのけぞってましたね。
ふだん聞いた事がない?ある時に「ママにも甘えたいんだ」って言われた事があってその時にあっ!とは思ってたので分かってはいたんですけども実際なかなか難しかったりして。
寝ている時の…。
あっそれはちょっと言い分が。
(笑い)一緒に手をつなぐのはすごいいいんですけどほんとに寝つきが悪くてこっちは疲れて寝てるのにいつまでたっても動いててもういいかげんに寝かせてくれってなってパッと手を離しちゃう。
それは意図的に?ヌーさんも驚いてましたね。
ああそうですね。
同じように下の子もやってるつもりなんですけどもう〜んまだ足りなかったかな。
できるだけ一緒に2人で…。
1回じゃないんですあれは。
年に1回じゃないんです!七夕みたいな感じになってましたね。
私習い事してるんですけど春休みだったり夏休みはそこへ一緒に行く。
ああ2人っきりがいい?ああそっか。
そこは気付かなかった。
2人きりになるとどんな気分になるんだろう?一緒にいればいい。
愛情表現がちょっと下手かな。
ね?外国のようにハグしてね。
「大事だよ」とかそういうふうに。
帰ってきた時とかとにかく上の子から「ただいま」ってやるようにはしてますね。
上の子からっていうのがポイント?そうですね。
絶対弟ではなく「なぎ!」って。
次に弟っていうのをずっと徹底してやっていますね。
みなぎちゃんはどうですか。
愛を感じてますか?だって帰ってきたらすぐハグって話をして…。
でも大体ママすぐ上行っちゃうから。
足りてないのかな。
足りない?ラッコさんのが答えだと思ったら足りてなかった。
まさかの。
じゃあ30秒多くやろうかな。
いいよ。
とにかく何でもいいから早く帰ってきてほしい。
働いていらっしゃるんですね。
はい。
大体9時10時ぐらいです。
はい。
朝も早く出発?そうですね。
子どもたちが起きる前には出ちゃうので。
なるほど〜。
それぞれが大変よね。
同情しちゃった。
声に出して言わないと分かんないよ。
親も一生懸命思っているけどね。
みくに対して愛情を与えてなかったとは思ってはいないんですよ。
やっぱりすごいかわいいし。
でも愛情をどんだけ与えても子どもっていいのかなと。
みくちゃん。
どうどう?お母さんの声聞いてどう思う?また泣いちゃうか。
(笑い)そうかそうか。
(ぞう)頑張ったね。
みくちゃん頑張ったもんね。
「言いたい事を言い合ってます!」というラッコさん親子。
娘のみなぎちゃんも弟を持つお姉ちゃんだ。
実はこの2人みなぎちゃんの長〜い前髪の事で何週間も前からバトルを続けている。
「うざ〜い」がきっかけで更に…ホンネをぶつけ合う母と娘の関係。
どう思いますか?みなぎちゃん遠慮を感じませんでしたね。
あれ?髪切った?前髪切ったね。
どしてなの?お〜珍しいんじゃない?前髪を友達に見せて「前の方が絶対似合うよ」って友達に言われたからなんで切っちゃったんだろうって。
伸ばしてる方がいい?伸ばしてる子は多い。
多いんだやっぱり。
横に分けたり後ろで一緒に結んじゃったり。
なるほど。
流行っていうのもあるでしょ。
お友達の。
それも大事だなと思った。
うん。
でもあのやり取りは開放的だと。
なんか漫才みたいですね。
家庭でポンポンポンと。
楽しそうです。
どう思った?うざいってすごいきっぱり言えていい。
なかなかあそこまでは言えないか。
そっち?
(笑い)私うざいって言われたら「お母さんショック!言わないで」っていう反応するんで多分言えないっていう。
「あ〜悲しい」とかってすごい女優になるんです。
そういう時は。
(笑い)できるだけ会話が続くような…。
特に私なんかは平日あんまり会えないのでできるだけちょっとの時間の会話を長くしていかなきゃいけないっていうのは非常に気を付けてはいます。
今のお話はすごく大事かも分かりませんよね。
というのは働いておられてあまり接触がないからだから濃密にされるんであっていつも一緒だよっていうのはあんな会話やったら死ぬわ。
あれね。
ママと激しく言い合いもするみなぎちゃん。
でもなかなか…それは…そこでラッコさんは…それは…みなぎちゃんも本当は気になっているのに…だって…うちではパワースポット的な場所ですね。
ちょっと話聞きたい時私無理やり入っちゃう一緒に。
失礼されちゃうんだ。
そういう時はどう思うの?いやまあなんかあるのかなと思って。
特に嫌がったりはしない。
一人で入ったってお風呂入るとリラックスするじゃない?リラックスした者同士だもん。
うちは買い物とか前を向いて歩きながらいると結構しゃべりやすいみたいでペラペラベラベラしゃべってきます。
でもそれあるかも確かに。
まほちゃんはどう?一緒に買い物に行く時には…。
同じような会話だけどまあ楽しい。
歩きながらとかの方が楽しいです。
面と向かって話すとやっぱり気を遣ったり。
お互い見ないで一つのものを目を合わせないでしゃべった方がしゃべりやすいし会話弾むような気がします。
並んで歩くのいいわね。
同じものを見ながら話題を…。
目的があるわけですから買い物は。
だから話しやすいの。
いっぱいしゃべって行ける。
途中でなんか変なおじさんが通り過ぎたら「あ〜変なおじさん」って。
(笑い)
(2人)サッちゃ〜ん!
(2人)サッちゃ〜ん!「母へのホンネ座談会」で日頃の不満を語り合っていた6人。
その中で一人だけ…一方ゆいなさんは最近になって…「ズボンははいちゃ駄目」「メガネも似合わないから駄目」というお母さん。
筆箱などの文房具も自由に選ばせてもらえないという。
話すかどうか悩んでいると…。
友達に背中を押されついに覚悟を決めた!いやそのとおりだったと思います。
私がなれなかったらなってほしいっていう思いがあってやっぱり娘が看護師になるというのは夢でもあって幼稚園ぐらいの時からずっと言ってたような気がします。
ちなみに今日の装いは?これは自分で決めた…。
これはお母さんが。
えっ?決めてない。
これとこれ出してきて「どっちがいいの?」みたいな感じで。
それお母さんが…。
2つともお母さんが選んだものが選択肢なんですね。
どうしてもやっぱり女の子なのでかわいい格好していてほしいっていう思いでやっぱり洋服とかもこれが似合うんじゃないかなと思うとついつい買ってきて。
絶対似合うよ着なよっていうのは。
ちょっと自分で決めたいとか自分のやりたいようにしたいっていう思いがあるのかな?はい。
(マロン)だんだんずれてくるんだよね。
こうあってほしい娘といろんな方向性が出てきてずれてくるんですよね。
おかしい。
あら!
(笑い)中学生ぐらいになるとみんなほらかっこいい系だとかワイルドな感じだとか。
音楽の傾向もそうでしょ。
だからそれはもう子どものかわいいっていうそのかわいいのから大人になろうとしてるんだもん。
やっぱりだんだん一人で好きな事をやりたいという事が多くなってきてますね最近。
トマトさんはどうですか?うちはずっと結構意見バトルしてきたタイプなんでケンカになった時にまほが「もっと私を褒めてほしい」っていう事と「ママは怖い。
怒らないで話をしてほしい」というふうに意見をされたんですね。
それを初めて聞いた時にやっぱり皆さんみたいに全然愛情っていうかそういうのが伝わってなかったんだなあっていうのを感じて。
バトルも洋服から始まったんですけど洋服もその辺から自分の考えが出てきたんだなあっていう事をだんだんとバトルしてる間に感じ始めてなるべく自分の好きなものをっていう事で。
まほちゃんちょっとつらい時期もあったんだね。
でも今不満は?ありません。
(一同)すばらしい!だから自分で好きなように好きなようにっていうのは悪い意味じゃなくて自分で決定して自分で責任をもっていける。
失敗したらそこで学び直せばいいわけ。
そこで獲得したものがものすごく人生生きてくるの。
だからむしろ子どもがこうやって選んでやっていくのをサポートするみたいなね後ろに回ってサポートするみたいな立場ポジションを取れると親子関係はうまくいくと思うな。
どうだろう?今一番これ解決したいなっていう。
はい。
何を考えているのか分からない部分もあってちょっと悩みつつあったので。
そういうふうに考えてたんだって今回初めて分かって私も考えるところがありますね。
ゆいなちゃんどうだった?今回。
言えない事を全部言えてよかったなって思う。
よかったよかった。
(拍手)これからの「ウワサの保護者会」は子育てにまつわるさまざまなテーマでお送りします。
お楽しみに!みんなの知恵が集まるホームページも必見!2015/04/16(木) 22:25〜22:50
NHKEテレ1大阪
ウワサの保護者会「母に言いたい!娘のホンネ」[字]
親の5人に1人が子どもの気持ちがわからないという現状。「自分の気持ちをわかってほしい!」という子どもたちの声を聞きながら、親子関係をよりよくするヒントを探る。
詳細情報
番組内容
「同じことを何度も言わないで!」「弟に甘い!」親に自分の気持ちをわかってほしい子どもたちに対して、保護者の5人に1人が「子どもの気持ちがわからない」という調査結果が。今回は、小中学生の娘たちが、ふだん母に言えずに胸に秘めているホンネを語る。不満や要求だけでなく、日常では恥ずかしくて言えない感謝や愛情の言葉も飛び出す。本音を言い合える「親子関係」のヒントを尾木ママと共に見つける。
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,【司会】高山哲哉,【語り】小野寺一歩
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
バラエティ – トークバラエティ
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