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フライトレコーダーなどの解析を開始4月16日 4時03分
広島空港で、韓国のアシアナ航空機が滑走路をそれ、逆向きになって機体が大きく壊れた事故で、事故機は通常の6分の1の極めて低い高度で滑走路に入り、施設に衝突したとみられることから、国の運輸安全委員会は、フライトレコーダーなどの解析を16日から開始し、当時の状況を詳しく調べることにしています。
この事故で、国の運輸安全委員会は、15日午後から広島空港での調査を開始し、飛行中のデータを記録するフライトレコーダーと、操縦室内の会話を録音するボイスレコーダーの2つの装置を機体から回収しました。
事故機は、通常、高度30メートル以上で通過する滑走路の手前およそ300メートルの地点で、高さ6メートル余りの施設に機体を衝突させていることから、通常の6分の1の極めて低い高度で滑走路に進入したとみられます。
事故機は滑走路手前の草地にいったん接地したあと滑走路上をしばらく走行し、その後、向きを変えながら滑走路をそれていったとみられ、滑走路の路面には、長さおよそ1キロにわたり、幅およそ2センチの傷が付いているということです。また、傷の深さについて国土交通省は、当初、数ミリと発表していましたが、16日、数センチだったと修正しました。
運輸安全委員会は、回収したフライトレコーダーとボイスレコーダーの解析を16日から開始し、着陸前、2人のパイロットがどのような操縦をしていたのかなどについて、詳しく調べることにしています。
事故機は、通常、高度30メートル以上で通過する滑走路の手前およそ300メートルの地点で、高さ6メートル余りの施設に機体を衝突させていることから、通常の6分の1の極めて低い高度で滑走路に進入したとみられます。
事故機は滑走路手前の草地にいったん接地したあと滑走路上をしばらく走行し、その後、向きを変えながら滑走路をそれていったとみられ、滑走路の路面には、長さおよそ1キロにわたり、幅およそ2センチの傷が付いているということです。また、傷の深さについて国土交通省は、当初、数ミリと発表していましたが、16日、数センチだったと修正しました。
運輸安全委員会は、回収したフライトレコーダーとボイスレコーダーの解析を16日から開始し、着陸前、2人のパイロットがどのような操縦をしていたのかなどについて、詳しく調べることにしています。