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【プロ野球】

デーブ楽天 借金生活逆戻り 連夜の大量失点

2015年4月17日 紙面から

◇西武8−4楽天

 西武は1−2の5回に中村の適時二塁打で追い付き、さらに森の2戦連発となる3号3ランで勝ち越した。6回は栗山の適時二塁打などで2点を加え、8回にも秋山の適時三塁打で加点。楽天は投手陣が踏ん張れず、勝率5割を切った。

    ◇

 デーブ楽天が借金生活に逆戻りした。2試合連続で投手陣が層の薄さを露呈。15日が14失点、この日も8失点と大量失点続き。1度相手に傾いた流れを止めることはできず、大久保監督も「我慢するしかない」と厳しい表情。5連勝の勢いは一気にしぼんだ。

 苦しい台所事情が顕在化した。先月29日に1イニングも持たずにKOされた先発の横山は、この日も勝利投手の権利を目前にした1点リードの5回に崩落。2死走者なしからの連打で同点とされて降板し「これが今の自分の力」と肩を落とした。

 そして、2番手の西宮は森に3ランを被弾。前日に敗戦処理で起用した浜谷、藤江と入れ替わって昇格した左腕も役割を果たせず、指揮官が「横山がメヒアに一発を打たれる確率と、西宮が森に打たれる確率を考えた」という継投は最悪の結果になった。

 先発、救援ともに主力以外の投手は、まだまだ力不足。僅差を追う展開を続けて壊すようでは、長いシーズンを乗り切ることは難しい。「ビハインドのときに粘れるようにしないと」。連敗という結果以上に、指揮官としては頭の痛い問題だ。 (井上学)

 

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