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【プロ野球】打順改造の虎が連敗脱出 2番西岡が決勝打2015年4月17日 紙面から
◇阪神6−4中日阪神が競り勝った。1回にゴメス、マートン、福留の3連続適時打などで4点を先制。同点の6回には西岡の適時打で勝ち越し、8回にも1点を追加した。金田が今季初勝利。中日は山井が6イニングを5失点と乱調。連勝は3で止まった。 ◇ 阪神は再度の打順改造が功を奏した。10試合ぶりの2桁安打で、連敗脱出。活性剤となったのは送りバントを廃した2番・西岡だ。初回の先制、そして6回の決勝打。昨季の並びに戻った1番・上本も生かした。 「若いとき以来の2番。監督に求められているものを理解して、攻撃的な2番として仕事をしたい」 西岡は、開幕から3番、1番、2番と打順が変更。初回に上本が右前打を放つと、その新2番が左前打でつないだ。すると山井から4点を先制。一度は追いつかれたが、6回の2死二塁では再び山井から右前へ勝ち越しの適時打を放った。 「同点になるところがまだチーム状況の苦しいところ。毎試合、何とか勝っていって波に乗りたいね」。和田監督はそう振り返った。頭痛の種も収まりつつある。前夜(15日)は審判のストライク判定にクレームをつけたマートンだ。集中力を欠き、ブレーキとなっていたが、一夜明けると9試合ぶりの打点を挙げた。 遠征に同行した三宅徹国際スカウトが前夜、マートンを諭した。文句を言っても何の得にもならない。本人の言い分も聞いたうえで、心のケアを施した。この日はイラ立つこともなく、初回の無死満塁に山井から右前へ適時打を放った。 「きょうは本当にチームで取った勝利だ」。審判にカリカリさえしなければ、昨季の首位打者は心強い男になる。(吉川学) PR情報
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