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【プロ野球】3番橋本の“原采配”大当たり 巨人4連勝2015年4月17日 紙面から
◇巨人7−1DeNA巨人が今季初の4連勝。1回に橋本の二塁打と坂本の中前打で2点を先制。3回は阿部の二塁打、4回は村田のソロ、5回は犠飛、7回は橋本の2ランで加点。菅野は7イニング1失点で自身3戦ぶりの2勝目。DeNAは今季初の3連敗。 ◇ 期待以上だった。巨人を今季初の4連勝に導いたのはこの日出場選手登録された橋本の快打だった。プロ初の3番でスタメン出場すると、1回1死二塁でDeNAの先発・高崎から中堅フェンス直撃の適時二塁打。7回に加賀から右翼席へ1号2ランを放ち、3安打3打点の大暴れだ。 「今までやってきたことがいい結果になりました。期待して上げてもらいましたからホッとしています」と橋本。そんな背番号32を「ファームの時と同じようにやりなさい」と送り出した川相ヘッドコーチも満足げ。「今日に限らず活躍してくれると思っていました」と褒めたたえた。 昨季は外野のレギュラーとして103試合に出場。しかし、ことしは開幕メンバーには入ったが、3月30日には2軍落ち。橋本は打席で高く足をあげる新しい打撃フォームを試しながら、声がかかるのを待ち続けた。「力のなさ、ふがいなさを忘れずにやっていきたいと思った」 努力を首脳陣は見ていた。15日、コボスタ宮城でのイースタン・楽天戦に出場した橋本が1軍合流の連絡を受けたのは夜10時過ぎ。一夜明けて横浜に駆け付けた。一方、病床の原監督と川相コーチは電話で協議。高崎との相性を聞いた原監督が「昨日の亀井のところ(3番)に入れたら」と遠隔采配し、昇格即スタメンが決定。観戦した長嶋茂雄終身名誉監督が「橋本が良かったね」と絶賛する活躍になった。 この1勝でチームは開幕3試合目以来の貯金1で3位タイに浮上。大きな勢いを持って伝統の一戦を戦う甲子園へ向かうことができる。橋本は「テレビの向こうで監督が見ていることを信じてます。これで終わらずに続けたい」とさらなる快打を狙う。(川越亮太) PR情報
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