新聞に実に腹立たしい広告が載っていた。しかも一面ぶち抜きで。
大塚家具の大感謝フェアだ。
すでに報道されている通りだが、今回の一連のお家騒動へのお詫びなどの意味を含めて、大感謝フェアをやるというのだ。
写真は朝日新聞からのキャプチャなのだが・・・。文面を読んで頂きたいのだが・・・。
思うに、もっともっと今回の騒動を真摯に省みるとともに、敬虔な反省を持つべきだと思う。なんだ、この文章は。全然、謝罪していないじゃないか。今回の一連の騒動もそうだが、ステークホルダーとの向き合い方を問いなおすべきだと思う。反省していないことがバレバレのように思う。
大塚家具のことを悪く言うのは、若き老害と呼ばれる私としても躊躇してしまう。いや、単に久美子社長は一橋大学の先輩だし、社外取締役の阿久津聡氏はゼミの先輩であり、20年来の付き合いだからだ。ただ、こういういかにも日本的な先輩後輩関係がなければ、私はもっと同社のことをけちょんけちょんにけなしていたと思う。
何が大感謝フェアだ。
もっと、率直に大謝罪フェアこそするべきではないか。
この一連の騒動は、お家騒動や、親子対立といういかにも週刊誌的な文脈で語るべきではない。日本のコーポレート・ガバナンスが問われる事件だったように思う。
とはいえ、それを問いかけていそうで、久美子社長のこの広告からは、コトの重大さが伝わってこない。率直に言うと、残念だと思う。
もっと真摯に謝罪をし、かつ、再建プランも含めて提示するべきではなかったか。ステークホルダーを納得させ、私たちにもう一度かけてほしいという熱いメッセージを発信するべきではなかったか。
いや、本人たちはそのつもりなのだろうが、率直に滾っていない。滾りが、たりない。
「安く」ではなく「良いものを安く」というが、そもそも安いということを求めているのかという疑問も残る。
久美子社長を選んでよかったと、もう1回かけてみようかという内容を期待していたのだが。
同社の広報や宣伝の機能、関わった広告代理店の無能さを感じた次第である。
上場企業が昔の大映ドラマのようなことをやってはいけない。
より真摯な、マジな再建プランに期待している。
もし久美子社長が私の駄文を読んでくれていて反論したいことがあるなら、私は取材に行く。先輩の話を真摯に受けとめるつもりだ。
バルス。
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