橋本、原監督ズバリ!初3番で3安打1号「ボク自身開幕」

2015年4月17日6時0分  スポーツ報知

 ◆DeNA1―7巨人(16日・横浜)

 巨人がDeNAに快勝し、今季初の4連勝で貯金を1とした。この日1軍に昇格し、プロ初の3番で先発出場した橋本は、1号2ランを含む3安打3打点の大暴れ。不振にあえぐ村田も1号を放つなど、11安打7点を奪った。先発の菅野は7回3安打1失点で、自身3戦ぶりの白星となる2勝目。片岡は5回に通算300盗塁を決めた。

 久しぶりの感触だった。思わず二塁上でバンザイを2度、繰り返した。初回1死二塁。橋本が、高崎の甘いスライダーを振り抜いた。打球は大きな弧を描き、中堅フェンスを直撃した。先制二塁打は、今季初安打初打点。「とりあえず僕自身が開幕したいと思って、どんな形でもいいから1本出したかった」。昇格即スタメンの初打席で、いきなり結果を出した。

 たまった悔しさを晴らすかのように、打ちまくった。プロ初の3番にも「3番目に打席に入る感じ」とつなぐ意識を忘れなかった。3回1死では右翼線二塁打、5回の二ゴロは進塁打だった。そして7回1死一塁。加賀の高めのボール球を振り抜くと、打球は右翼席中段に突き刺さった。1号2ラン。「叩く意識があったので負けずにいい打球が飛んでくれた」。2年前の夏にプロ初本塁打を放った思い出の場所で、3安打3打点と大暴れした。

 外野の定位置を狙える存在だったが、開幕直後に不振で2軍落ちした。前日まで3番だった亀井が下半身の軽い張りを訴えていたため、遠征先の仙台から急きょ呼ばれた。原監督がインフルエンザで療養中。監督代行を務める川相ヘッドは、指揮官に電話でオーダーを相談した。橋本が相手先発・高崎に昨季7打数3安打だったことを伝えると、原監督は「そのまま、亀井が打ってた3番に思い切って入れて」と決断。これがズバリと当たった。

 昨年の春先、指揮官は橋本の打撃練習を見ながらこうつぶやいた。「到の魅力はやはり長打力。このまま成長すれば3番も打てる。小さくまとまってほしくないな」。1年が経過し、願いは現実となった。

 この日を待っている人がいた。昨季は自己最多の103試合に出場し、今年3月に元保育士の美沙さんと結婚。11年12月の交際スタートから2年が経過した13年オフもゴールインのタイミングの一つだったが、「しっかりと1年間、結果を残してから結婚したい」。その意見を美沙さんは尊重してくれた。最愛のパートナーのためにも、2軍でくすぶるわけにいかなかった。

 チームは今季初の4連勝で、開幕カードを終えて以来の貯金1とし、3位タイに浮上した。「つなぐところはつないで、でもこぢんまりしないで、時には長打も打てるようにしたい」と橋本。勝負の1年が、ようやくスタートした。(中村 晃大)

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