【阪神】2番・西岡V打!虎新打線、今季最多13安打!

2015年4月17日6時0分  スポーツ報知
  • 6回2死二塁、西岡が勝ち越しとなる右前適時打を放つ

    6回2死二塁、西岡が勝ち越しとなる右前適時打を放つ

 ◆中日4―6阪神(16日・ナゴヤドーム)

 西岡は三塁ベンチに向かって右拳を突き上げた。チームの連敗を2で止める一打。同点の6回2死二塁から、一、二塁間を破る勝ち越し適時打を放ち「勝ちたい一心でした」と、言葉を振り絞った。

 日本ではロッテ時代の2005年以来となる2番での先発出場。上本を今季初めて1番に据えた新型打線で新しい役割を求められたが、「チームも連敗が続いていましたが、そういう時こそ、攻めの姿勢を貫きたかった」と、勝負どころで初球を積極的に打ちにいった。

 試合前、和田監督から2番での起用を告げられた。つなぎのイメージが強い打順への変更だが「攻撃的な2番を監督は求められていたと思う」と、自分なりの2番像を追い求めた。初回に先頭の上本が右前打で出塁。「今までならバント」(西岡)だったが、ランエンドヒットで左前打を放ち、無死一、二塁とチャンスを演出した。

 プレーボール直後に新1、2番が出ると、打線はつながった。鳥谷の四球で満塁とし、ゴメス、マートン、福留に3連続適時打が出るなど、一挙4得点。打線改造を実らせ今季最多の13安打に、和田監督は「初回に点を取ったこと自体が久しぶりじゃないか」と胸をなで下ろした。17日からは、本拠地・甲子園での巨人3連戦。ヒーローとなった背番号7は「ホームに戻ってしっかり倒したい」とチームを波に乗せていく。(辻 圭太郎)

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