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摘発サーバーに785万件の個人情報
4月17日 11時52分

摘発サーバーに785万件の個人情報
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発信元を隠せるため、インターネットへの接続を中継するサーバーが悪用されるケースが相次ぐなか、警視庁が摘発した業者のサーバーから、IDやパスワードなどおよそ785万件の個人情報が見つかったことが分かりました。
警視庁は、中国の犯罪グループがこうした情報を悪用して、ショッピングサイトなどに不正にアクセスしていたとみて解析を進めています。
インターネットへの接続を中継するサーバーは発信元が特定できないため、海外からのサイバー犯罪に悪用されることが多く、警視庁は、中国の犯罪グループの不正な接続を仲介している国内のサーバー業者の摘発を進めています。
このうち去年11月に摘発した、東京・豊島区の業者「サンテクノ」のサーバーから、IDやパスワードなど、およそ785万件の個人情報が見つかったことが分かりました。個人情報は不正に盗み取られたものとみられ、サーバーからは、こうしたIDなどを使って大手ショッピングサイトなど、3つのサイトにログインできるかどうかを自動的に調べるハッキングツールも見つかったほか、ログインが可能と判別された、およそ5万9000件のIDなどのリストも保管されていました。
警視庁は、中国の犯罪グループがIDなどを悪用してショッピングサイトなどに不正にアクセスしていたとみて解析を進めるとともに、サイト側に情報提供を行って被害の防止を要請しました。

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