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SNSをビジネスに活用するための5つのポイント

マーケティングにSNSは必須

今日は昼から仙台でエクスマセミナーをやります。
午後1時から7時までと、けっこう長いセミナーです。
豪華なゲスト講師陣の話しは、これからの時代を生きていくうえで、参考になると思う。
その様子はきっとみんなFacebookに投稿するから、そちらで確認してくださいね。

今日のセミナーのタイトルは

「エクスマ的SNS活用セミナーin仙台」

もはやマーケティングにソーシャルメディアは必要不可欠になりました。

マーケティングシナリオに、ソーシャルメディアをどう組み込むかが重要になっている。
使えるメディアを総合的に使って、あなたの情報を人々に届けるということ。
毎日、1万人のお客さまにニュースレターを書いて郵送するって、不可能ですよね。
ニュースレターのネタはたくさんあって、毎日発信できるかもしれませんが、毎日それを1万人に送ることはできません。
でも、SNSだとそれと同じことができるのです。
毎日情報を発信することができる。
それも無料です。

セミナースライドの一部

セミナースライドの一部

 

あなたのお客さまや消費者の人生に毎日存在しつづけることができるということ。

マーケティングっていうのは、ある意味お客さまとの「忘却」との戦いといってもいい。
あなたの店や商品、あなたのことは、よほど親しい関係性がなければ毎日考えるわけありません。
たとえばあなたのブログやTwitter、Facebookの読者がトータルで1万人いるとしたら、その1万人があなたの情報を見てくれる可能性がある。
これはすごいことです。

これからのマーケティングは「関係性」がキーワード

商品も店も、消費者にとって、選択肢は無数にある時代です。
昔はいい商品を売っていたら、黙っていても売れました。
でも今みんな質の高い商品です。
そして消費者は、選びきれないほどの情報にさらされているわけです。
ただいい商品を売っているだけでは売れない時代になったってこと。

そんな世の中で、選ばれるために、買ってもらうためには何が重要なのか?
それの答えが「関係性」です。

これからの時代、店や会社、商品を選んでもらう理由、それは「関係性」なんです。
「関係性」がキーワードになってきます。
人間は同じものを買うのなら、関係性の深いほうで買います。
同じものを買うのなら、より関係性がある人から買うのです。

そして、ソーシャルメディアが普及したおかげで「関係性」がつくりやすくなったってこと。
もう今の時代、ブログやFacebook、TwitterなどのSNSで関係性を築くことが大事なのです。
もしかすると、SNSをやらないというのは、お客さまとの関係性を作らなくてもいいと言っているようなものかもしれない。
忘れられてもいいと言っているのと同じこと。

「関係性」の時代です。

ソーシャルメディアは企業と消費者の関係性を変えた

ソーシャルメディアは企業と消費者の「関係性」を変えました。
もしあなたがブログを続けて発信していたら、それは実感できますよね。
ブログを読んだ人の縁で新たな人とつながることができたとか、仕事になったとか、商品が売れたとか、信頼されて売上があがったとか。
ブログだけでもそういう経験があるかと思います。
さらにSNS。
Facebookの友達の投稿で、映画を観たり、本を買ったり、飲食店に行ったりした経験ある人もいますよね。

Facebook、Twitter、YouTube、Instagram・・・

こういうものをあなたの会社にどう組み込むか?
これが上手く機能したら、低コストで販促になります。

SNSをビジネスに活用するための5つのポイント

それじゃ、SNSをどう活用すれば効果的か?
それはまず、自分が使ってみなければならない。
苦手とか言っている場合じゃないのです。
経営者でも苦手とか言っているのなら、そろそろ引退したほうがいいかもしれません。

SNSを活用するためにまず以下の5つのポイントを理解しましょう。

1:自らが使いこなす
2:特性を理解する
3:目的と誰に届けるかを明確にする
4:優先順位をつける
5:コツコツ続ける

1:自らが使いこなす

自ら使って体験しなければ、わかりません。
コンサルの先生でも、自分で使っていないのにSNSの指導をしている先生がいます。
SNSに詳しいスタッフが代わりに指導しているのでしょうけど、自分が使いこなしていないと、本当のすごさがわからない。
それでは本当のアドバイスなんてできない。
自分で使いまくって、そのすごさや効果を体感してください。

2:特性を理解する

そうするとFacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどの各々の特性がわかります。
あるSNSは人が出ている方が反応がいいし、あるSNSは人の顏が出ていると反応が悪いなど、特性がわかってきます。
特性がわからないでただやっていたら、ビジネス活用は無理です。

3:目的と誰に届けるかを明確にする

SNSをやる目的とどういう人に情報を届けて仲良くなりたいかを明確にすること。
SNSのビジネス活用の目的は「関係性」の構築にするといい。

4:優先順位をつける

すべてのSNSを活用できたらいいでしょうけど、なかなか時間が取れないという人も多い。
そういう人はSNSの中で優先順位をつけること。
ビジュアルな商品を扱っているのなら、写真のSNSのInstagramがいいとかね。
ブログはマストで、FacebookとTwitterが次、とか。
自分に合ったSNSの優先順位をつけることです。

5:コツコツ続ける

そして最も大切なのは続けることです。
一晩のうちに成功するコツは10年続けること。
そう言ったのは映画監督のウディアレンですけど、その通り。
ブログやFacebook、Twitterをはじめて最初から効果なんてありません。
だからみんな途中でやめてしまう。
続けられる人は少ないのです。
今の時代成功するのに10年もかかりません。
しっかりしたコンテンツをコツコツ発信して、SNS上で人々とコミュニケーションをしていたら、1年後、3年後、5年後には、やっていないライバルとは決定的な差がついていることでしょう。

以上5つのポイントを心に留めて、実施することが大事です。

今日はさらにたくさんSNSの事例や効果的な発信のしかたを伝えます。
圧倒的に楽しいセミナーになるように、がんばります。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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