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 東山動植物園(名古屋市千種区)は、飼育していた雄のコアラ「アーチャー」が3日、病気のため死んだ、と発表した。同園のコアラは計5頭となった。

 アーチャーは8歳で、2010年、オーストラリアの動物園から来た。東山では昨年11月、雌との間に赤ちゃんが誕生するなど3頭の父親となった。副園長の黒辺雅実さん(56)は「赤ちゃんは順調に育っていただけに残念です」と話した。

 19日まで、コアラ舎内に献花台を設置する。